ハリウッドで活躍する日本人俳優の松崎悠希が今度はフィリピン映画に！女性の敵演じる

2013.04.11

『インスタント・マミー（Instant Mommy）』に出演する日本人俳優の松崎悠希（右）と、主演のユージン・ドミンゴ（左）

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日本を離れハリウッドで活躍。『ピンクパンサー2』ではメインキャストの1人であるケンジ役としてスティーブ・マーティン、アンディ・ガルシアなどと共演し、『パイレーツ・オブ・カビリアン生命の泉』にも日本人として初めて出演した松崎悠希が、今度はフィリピンで『インスタント・マミー（Instant Mommy）』というラブコメ映画にメインキャストの1人として出演することがわかった。

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同作は、CMの撮影現場で働く主人公のベチャイ（ユージン・ドミンゴ）が、日本人の恋人から捨てられないように、CM撮影で培った技術を駆使して「おめでた」を偽装するというラブコメ映画。松崎が演じるのは、主人公ベチャイの恋人カオル役。

40歳という設定だが、松崎自身『硫黄島からの手紙』の撮影時に24歳で36歳の役を演じて誰も気付かなかったそうで「きっと大丈夫でしょう」とコメント。主演のユージンについては「昨年のアジア・フィルム・アワードで観客賞を受賞した大ベテラン女優です。彼女との共演が楽しみです。タガログ語の勉強は…頑張ります」と話している。

また、本作出演のきっかけについて「日本人俳優を募集しているという記事を見て、そこに書かれたあまりにも重いストーリーを読んだ後でジャンルを見たら『ラブコメ』と書いてあってびっくりしました。これまで主にハリウッドで活動してきたので、この映画の撮影場所がフィリピンだと分かり海外の現場を体験したくて応募しました」と振り返ると、「キャスティングされて嬉しいです。僕が演じるカオルは女性の敵としか言いようのない役ですが、監督の期待を裏切らないよう全力で頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。

本作は5月にフィリピンで行われる撮影予定で、現在松崎は、藤谷文子、北村一輝らと日米合作映画『MAN FROM RENO リノから来た男』の撮影中。それが終わり次第フィリピンに飛ぶ予定だという。