韓国で公開70日目にして同国映画史上最高の観客動員数を更新した『10人の泥棒たち』。この映画が6月22日から7月5日までの2週間限定で劇場公開されることとなり、6月22日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた初日舞台挨拶に、本作で吹き替えをつとめた10人の声優陣が登壇した。
本作は世界に1つの幻のダイヤモンド“太陽の涙”の強奪計画のため、10人の泥棒たちが集められるというもの。強奪計画は完璧で、すべては順調だったが、3つの愛が10人を狂わせていく……。
舞台挨拶には、この10人の泥棒たちを演じた“10人の声優ドリームチーム”が出席。人気声優の山寺宏一、朴ロ美、平田広明、平野綾、石塚運昇、小山茉美、小山力也、野島健児、小松由佳、中井和哉らの登場に、客席もヒートアップした。
伝説の泥棒で作戦の指揮を執るマカオ・パク役の声を演じた山寺は、「泥棒たちを仕切る“マカオ・パク”というキャラクターを演じさせていただきました。ここにいるメンバーでしたら、(ベテランで個性派過ぎて)私が仕切れるわけがありません」と言って笑いを誘うと、「実写版の映画で吹替え声優が舞台挨拶できるということを非常に嬉しく思っております。今日はぜひ楽しんで帰ってください」と挨拶。
マカオ・パクとの過去を持つ、美貌のペプシ役に扮した朴は「彼女は狙ったものは必ず手に入れる美貌の金庫破り役です。短い間ですが、みなさんと楽しい時間を過ごせればと思います」と話した。
また、色香で男たちを魅了していくイェニコール役を演じた平野は「ロープの達人“イェニコール”役をやらせていただきました。彼女はロープだけじゃなく、色々なことの達人で、色んな魅力が詰まっているので、ぜひ見てください」とコメント。また、「イェニコールは悪い女なので、男性を手のひらで転がしている感じが楽しかった」と話し、会場を沸かせていた。
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