東京国際映画祭の審査委員長は中国映画巨匠チェン・カイコー監督に決定

チェン・カイコー監督
チェン・カイコー監督

今秋、開催される第26回東京国際映画祭のコンペティション国際審査委員長を、中国映画界の巨匠チェン・カイコー監督がつとめることが決定した。

チェン・カイコー監督が、中国映画の今後を語った!

チェン監督は、『さらば、わが愛/覇王別姫』(93年)で中国映画史上初となるカンヌ国際映画祭パルム・ドール賞(最高賞)を受賞。最近では『北京ヴァイオリン』(03年)をヒットさせている。

また、第6回東京国際映画祭では『さらば、わが愛/覇王別姫』が特別招待作品として上映され、第21回東京国際映画祭では黒澤明賞を受賞するなど、同映画祭にゆかりの深い監督でもある。

チェン監督は今回の就任について「優れた映画に出会えることを期待し、私は今回、審査委員長をつとめます。優れた映画を見逃すことなく賞を授与し、若い映画人たちには、さらに良い作品を撮るよう励ましていきたいと思います」とコメントを寄せた。

第26回東京国際映画祭は10月17日〜10月25日までの9日間にわたり六本木ヒルズほかで開催される。

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