“ヘアー問題”に真正面から挑んだ異色青春マンガを須賀健太×刈谷友衣子主演で映画化!
アニメ映画化もされた人気マンガ「惡の華」の押見修造の異色青春ストーリー「スイートプールサイド」が実写映画化されることとなり、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの須賀健太と『シャニダールの花』の刈谷友衣子が主演することが明らかになった。
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同作は、毛が生えないことに悩む男子高校生と、毛深いことに悩む女子高校生の悩みを真正面からとらえ、男子高校生が女子高校生の毛深い毛を剃ってあげることから展開するオリジナリティ溢れる物語。松居大悟監督は「何度も『スイートプールサイド』を映画にしたいと言っては、男子が女子の毛を剃るという話に苦笑いで受け流されてきました」と製作に至る苦労を吐露。
原作者の押見も「この漫画を映画化してくれるなんて、そんな人がこの世にいるのか!?というのが、最初に思ったことでした」と驚きながらも、「デビュー間もない頃に手探りで描いた拙い漫画ですが、それを松居監督は繊細に広げて、馬鹿でありつつそれでもなお切実な、『名前の付けられない何か』の物語に仕立ててくださいました。幸せです」と喜びのコメントを寄せた。
一方、毛のない高校生を演じた須賀は「お話しをいただいたときに自分にとって、何か新しいものを見つけられる気がして、絶対に形にしたいと思いました。撮影を終えて、今までにない自分を表現することができたと思っています。特に思春期の悶々とした日々を過ごす男子たちに見てほしいと思います」と笑い、「ある意味、究極の青春映画ができました」と付け加えた。
また毛深い女子高生を演じた刈谷は「毛に悩み、毛に振り回される綾子に、思春期の渦のなかで真っ直ぐに生きる彼らの世界で生きてみたいと思いました。撮影に入るまでや撮影前日は不安すぎてどうにかなるんじゃないかと思ったけど、監督の生半可じゃない思いとみんなのネガティブなエネルギーが、(もちろんポジティブなエネルギーも)集まって、どんな作品になっているのか楽しみです」と語った。
『スイートプールサイド』は2014年に公開される。
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