石井裕也監督がメガホンをとり、松田龍平が主演をつとめた『舟を編む』(英題:The Great Passage)が2014年3月にアメリカで受賞作が発表される第86回アカデミー賞最優秀外国語映画部門の日本代表作品に選ばれたことは既に報じているが、その2人から喜びのコメントが到着した。
・松田龍平主演『舟を編む』がアカデミー賞外国語部門日本代表作品に、監督は満島ひかり夫
同作は2012年本屋大賞第1位に輝き、72万部突破の大ベストセラーとなった三浦しをんの同名小説の映画化作品。辞書編集部を舞台に、新しい辞書「大渡海」の編纂に15年もの歳月をかけ、24万語に及ぶ言葉の海に奮闘する辞書編集部員・馬締光也(松田龍平)とその同僚たちの姿などが描かれていく。
今回の日本代表の候補作には、国内各社より15作品の申請があり、その中から選ばれたのが『舟を編む』。発表を受け、史上最年少の30歳で日本代表作品に選ばれた石井監督は「選んで頂いて光栄です。日本語の辞書作りを描いた映画が海外でどのように受け止められるのか、とても楽しみです」とコメント。
松田は「『舟を編む』を選んで頂いて、とても嬉しく思います。言葉と心が繋がっているということはどこへ行っても同じだと思うので、楽しんでもらえると思います」と話している。
なお、アカデミー賞の正式なノミネーション発表は2014年1月16日で、ここでノミネーション作品として残った場合、3月2日のセレモニーで受賞の有無が決定する。
『舟を編む』は11月8日にブルーレイ&DVDがリリースとなる。
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