押井守監督作『スカイ・クロラ』がヴェネチア国際映画祭に正式招待!
押井守監督作『スカイ・クロラ』が、8月27日〜9月6日に開催される第65回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品されることが発表された。
カンヌ、ベルリンと並び世界三大映画祭のひとつであるヴェネチア映画祭のコンペティション部門は、最高賞/金獅子賞を争う映画祭の中心部門で、日本のアニメーション映画が正式招待されるのは史上初。今回は、来日した映画祭スタッフの高い評価により、急遽、正式招待が決定したという。これまで黒澤明(『羅生門』)をはじめ、北野武(『HANA-BI』)、チャン・イーモウ(『秋菊の物語』『あの子を探して』)、マイク・リー(『ヴェラ・ドレイク』)、アン・リー(『アン・リー』『ラスト、コーション』)などそうそうたる映画人たちが金獅子賞を受賞している。
映画祭の上映会では、押井監督と、ボイスキャストの菊地凛子、加瀬亮がレッドカーペットを歩く予定。正式招待されたことについて押井監督は、「このニュースをきっかけに、『スカイ・クロラ』が国内外に大きく羽ばたいてゆくことを、スタッフ共々、切に願っています」とコメント。菊地は「『バベル』でのカンヌに引き続き、ヴェネチア国際映画祭にも作品が出品されると聞き、驚くと共に、心から嬉しく思っています。監督と共に、レッドカーペットを歩く日がとても楽しみです」とコメントしている。
(写真:『スカイ・クロラ』より/(C) 2008 森 博嗣/『スカイ・クロラ』製作委員会)
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