●エルトン・ジョンはロシアに抗議
エルトン・ジョンの伝記映画『ロケットマン』が、ロシアの検閲で同性愛の描写がカットされ、エルトン自身と製作者が抗議の声明を発表した。
・子どもが発する素朴な疑問「男同士で結婚できるの?」への誠実な答えとは?
「私たちは『ロケットマン』について、ロシア市場向けに行われた検閲に強く抗議します」と始まる声明は、パラマウント・ピクチャーズがエルトンの比類なき半生について、素晴らしい面も欠点も全て含めて描くことを許可したにも関わらず、ロシアの配給側が断りなく同性愛シーンをカットしたことについて「私たちの社会が未だに分断されていること、2人の人間同士の愛をかくも残酷にはねつけることを、悲しくも表しています」と綴っている。
また、テイラー・スウィフトは1日(現地時間)に、LGBTQへの差別を禁止する法案に賛成票を投じるよう、出身地であるテネシー州の上院議員ラマー・アレクサンダーにSNSを介して公開書簡を送った。
「この国で、誰もが真に平等に扱われるまでにはまだ達していません」と語るテイラーは書簡で「ホワイトハウスは平等法(Equality Act)を可決しました。職場や家庭、学校での差別からLGBTQの人々を守るものです。アメリカ市民にとって、誰を愛するのかや自身のアイデンティティによって、仕事や住宅供給を断られることは非アメリカ的で残酷だと私は思います」
「LGBTQの人々を差別から護ることを私たちの州議会が拒否するのは、テネシーに新たな雇用が増える機会を潰しかねないものです」など、長文で性的マイノリティの人々へのサポートと平等の大切さを説いた。
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