新藤兼人賞金賞に『凶悪』白石和彌監督、銀賞に『ソレイユのこどもたち』奥谷洋一郎監督
新藤兼人賞2013が発表となり、金賞に『凶悪』の白石和彌監督、銀賞に『ソレイユのこどもたち』の奥谷洋一郎監督が選ばれた。
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新藤兼人賞とは、日本映画の独立プロ56社によって組織される日本映画製作者協会に所属するプロデューサーが「この監督と組んで仕事をしてみたい」「今後この監督に映画を作らせてみたい」という観点から、その年度でもっとも優れた新人監督を選び、与える賞で、今年で18回目を迎える。
長編映画の劇場デビュー作から3作目以内であることが新人監督という条件で、1996年の第1回の金賞受賞者は『幻の光』の是枝裕和監督。ほかにも『ハッシュ!』の橋口亮輔、『BORDER LINE』の李相日監督、『真夜中の弥次さん喜多さん』の宮藤官九郎監督、『アヒルと鴨のコインロッカー』の中村義洋監督、『南極料理人』の沖田修一監督ら、現在第一線で活躍中の監督が多数、同賞を受賞している。
今年度(2012年12月〜2013年11月に公開された作品)は126作品が対象となり、受賞者には新藤監督自らデザインしたトロフィー、副賞として、金賞には100万円、銀賞には50万が授与される。
なお、授賞式は12月6日に東京會舘で行われる。
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