ACミランに移籍したばかりのサッカー日本代表・本田圭佑選手が日本人トップの58位にランクインしたことでも話題となった「世界で最もハンサムな顔100人」。アメリカの映画情報サイト「TC Candler」が発表したこのランキングで、堂々の1位となったマイケル・ファスベンダーが主演している映画が『それでも夜は明ける』だ。
・8位ブラッド・ピット、28位キウェテル・イジョフォーらの写真
先日、発表となったゴールデングローブ賞でもドラマ部門の作品賞に輝いた本作は、南北戦争によって奴隷制度が廃止される前のアメリカが舞台。黒人音楽家のソロモン(キウェテル・イジョフォー)はニューヨークで愛する家族と幸せな生活を送っていたが、ある日、2人の白人の裏切りにより拉致され、“奴隷”としてニューオーリンズへ売られてしまう。そこで彼を待っていたのは、狂信的な選民主義者エップス(マイケル・ファスベンダー)ら白人たちによる容赦ない差別と暴力だったというもの。
虐げられながらも、決して“希望”を失わないことを心に誓うソロモンが、12年の歳月の後に、奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バス(ブラッド・ピット)と出会ったことから、運命を大きく変えていく姿が描かれている。
今回、ファスベンダーが同ランキングの1位を獲得したが、本作のキャストはほかにも、ブラッド・ピットが8位、キウェテル・イジョフォーが28位、ベネディクト・カンバーバッチが98位にそれぞれランキングされている。ゴールデングローブ賞に輝く上質で骨太なヒューマンドラマとともに、演じる男たちの魅力にも注目したい。
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