初恋の思いを丁寧に描いた爽やかで優しい青春映画『君に届け』。同名の大人気コミックを映画化したこの作品の「届け!想い」入魂式が8月11日に行われ、主演の多部未華子と三浦春馬が浴衣姿で登場した。
イベントが行われたのは、汐留の日本テレビ敷地内に設けられた<『君に届け』パワースポット>。最初の挨拶で三浦は、「公開まで待ち遠しいというか、不安な気持ちと期待感とで胸がいっぱいになっています」と、9月25日の公開日を前にした複雑な気持ちを口にした。
司会に浴衣の感想を求められると「今年、初めて着たので嬉しいです」と三浦。多部も「私も初めてなので嬉しいです」とコメント。互いの浴衣姿については、共にちょっと照れたような笑顔を浮かべ「素敵です」と褒め合っていた。
夏の太陽が照りつける屋外でのイベントだったが、夏の思い出について聞かれた多部は、祖父母の家に毎年行っていて、従兄弟のボートで水上スキーをすると明かした。司会が「上手いんですか?」と腕前について聞くと、「はい」とうなずいていた。一方、三浦は「毎年、サーフィンをやっていますが、今年はもっと本格的にやろうかなと思って、最近、行っています」と爽やかな笑顔を浮かべた。
続いて、映画のタイトルにちなみ「誰かに伝えたい想い」について聞かれた多部は、本作について「素敵な作品になっていると思います」と話した上で、映画に関わった人々に感謝を伝えたいと語った。同じ質問に三浦は、「みなさんが大好きな作品が映画になることで不安だと思いますが、一生懸命作ったので、ぜひ映画も愛してほしい」と『君に届け』の原作ファンに向けた想いを口にしていた。
この日は、2人の手形を押したハンドスタンプも作成。これは、8月29日まで<『君に届け』パワースポット>に展示されるという。また、映画公開を記念して「届け!想い」キャンペーンも実施。映画の公式サイトから「誰かに届けたい想い」を投稿すると、それがサイトに掲載され、また携帯のオリジナル待受や壁紙をもらえるという。
『君に届け』は9月25日より全国公開される。
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