今年90歳のクリント・イーストウッドから「あけおめ」コメント動画到着!

#クリント・イーストウッド#リチャード・ジュエル#実話映画

クリント・イーストウッド
(C)KaoriSuzuk
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(C) 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
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いよいよ2020年の幕開け!元旦の本日、今年5月31日に90歳を迎え、監督40作目となる『リチャード・ジュエル』の公開が控える巨匠クリント・イーストウッド監督から「あけおめ」コメント動画が到着した。

『リチャード・ジュエル』その他の写真

本作『リチャード・ジュエル』は、1996年のアトランタ・オリンピック爆破事件を描く実話に基づく作品。開催中のオリンピックで爆破テロ事件が勃発。不審なバックを発見した警備員リチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)の迅速な通報によって多くの人命が救われるが、爆弾の第一発見者であることからリチャードは、FBIに疑われ、第一容疑者として逮捕されてしまう。情報は瞬く間に拡散し、メディアによる連日の報道で、ジュエルは名誉だけではなくプライバシーまでをも奪われてしまう。そうした中、リチャードの潔白を信じる弁護士ワトソン(サム・ロックウェル)が立ち上がる。

解禁となった映像は、イーストウッドが「日本の皆さん、あけましておめでとうございます」と英語であけおめコメントを発した後、「映画『リチャード・ジュエル』は、96年アトランタ爆破事件の実話です。全国民が敵になってしまった英雄の物語を世界に伝えたいです。ぜひご覧ください」と話すもの。

『ハドソン川の奇跡』『15時17分、パリ行き』など、これまで実在した市井のヒーローを描いてきたイーストウッドが新たに目を向けたのは、1度は英雄とされながらも、マスメディアや捜査機関の暴走で爆弾犯とされたリチャード・ジュエル。イーストウッドの心を捉えたのは、リチャードがどこにでもいる普通の男であったこと。国家に対して忠誠心を持ち、たった1人の母を愛し、ただ人のためになる行動をしようとした男だ。「だからこそ、私はこの映画を作りたかった。潔白なリチャードの名誉を挽回するためにね。英雄的な行動によって大きな犠牲を払う羽目になり、彼は世の中から見捨てられたんだ」と思いを寄せる。

リチャードの潔白は、事件発生から6年後の真犯人逮捕まで晴れることはなかった。だが、イーストウッドは言う。「人は情報をきちんとまとめて考えない。6年後に真犯人が現れ、罪を告白し、逮捕されたということと、リチャードの潔白を人々はつなげて考えない」と。一度報道された「爆弾犯」というレッテルは、容易に払拭することができないのだ。

『リチャード・ジュエル』は1月17日より全国公開となる。

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