柳楽優弥主演、中村文則原作の人間ドラマ主題歌がCoccoの「Snowing」に

『最後の命』ポスター画像
(C) 2014 beachwalkers.
『最後の命』ポスター画像
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ドラマ『アオイホノオ』で新境地を切り開き話題となっている柳楽優弥が、4年ぶりに主演した人間ドラマ『最後の命』の主題歌が、Coccoの「Snowing」に決定したことが明らかに。この楽曲が使われた予告編も本日公開された。

[動画]『最後の命』予告編

本作は、ウォール・ストリート・ジャーナルの「年間ベスト10ミステリー」に、日本人として初めて2年連続選出されるなど、海外でも高い評価を得る作家・中村文則の原作を映画化したもので、少年時代に凄惨な事件を目撃してしまった2人の青年の葛藤を描いた重厚作。

映画の主題歌にCoccoの楽曲が使われるのは、2010年公開の『やぎの冒険』以来、4年ぶり。主題歌「Snowing」について原作者の中村は「エンドロールが流れる中、とても感動していました。悲しくも映る世界の中で、何とか強くあろうとした人たち。スクリーンの向こうのそんな登場人物tati
に、心が深く揺さぶられました。Coccoさんの歌う主題歌も、内面に染みわたる大変素晴らしいものでした。作家として、今深い喜びを感じています」とコメント。

主演の柳楽も「最初から誰になるのかどんな曲になるのか、気になっていましたが、Coccoさんの曲を聴き、ピッタリと心のなかに作品と歌が収まった気がします。Coccoさんの曲のリズムや歌詞や歌声、全てが最後の命の世界観とバイブレーションを起こし合わさっていていいなぁと思いました」と絶賛した。

監督を『まだ、人間』(11年)の松本准平がつとめ、主人公の元親友を蜷川幸雄演出の舞台『身毒丸』の主演に大抜擢された矢野聖人が、ヒロインを雑誌モデルとして人気の比留川游が演じている。

『最後の命』は11月8日より全国公開される。

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