深層心理の世界を映像化した独創的な世界観で見る者を魅了するアクションサスペンス『インセプション』。この作品のブルーレイ&DVDリリースを記念して設けられた「インセプション アワード2010」にAKB48をプロデュースした秋元康が選ばれ、12月6日にグランドハイアット東京で授与式が行われた。
[動画]『インセプション』インセプション アワード2010 授与式
インセプション アワード2010 授与式 フォトギャラリー
他人の夢に潜り込み、ある考えを植え付けようとする人々の姿を描い作品で、レオナルド・ディカプリオが主演。渡辺謙の出演も話題となった。本作の大ファンだという秋元は、受賞の感想について、「早い話、『インセプション』の宣伝の場ですから」と苦笑いし、「そこで賞をいただいて喜んでいるのもどうかなと思ったのですが」と、出演を逡巡したことを告白。「でも、クリストファー・ノーラン監督が大好きで作品もすばらしかったので、宣伝でもいいじゃないか、と(笑)。ありがたくいただいて(宣伝の)お役に立てれば」という思いから出演したと説明していた。
この日はAKB48の指原莉乃、仁藤萌乃、横山由衣がお祝いに駆けつけ、秋元に花束を贈呈。横山は、秋元が放ったサプライズで研究生からチームKに昇格できた感謝を口に。仁藤も、「じゃんけん大会など、メンバー自身も楽しめているのは先生のおかげ」と感謝を示した。
一方、虎視眈々とセンターを狙う指原は「秋元先生の頭のなかに入って情報を操作し、『指原をセンターにする』というすばらしい計画を実行したい」と映画さながらの計画を告白した。
その後の囲み取材でもセンターへの野望を語った指原。秋元の潜在意識を操作し、「指原が魅力的に見えるようにしたい」と解説。そんな指原に秋元は「ブログもすごく面白いし、彼女に真顔で放送作家にならないかと勧めている」と話し、「多分、何年かしたら(指原は)AKB48の裏方をしている」と推測。
指原は「センターになりたいって言ってるのに」と不満顔だったが、秋元は「昔から売れるアイドルで、すごくおしゃべりな人っていないから、(おしゃべりな)指原はアイドル向きじゃない」と鋭く分析。指原に方向転換を勧めていた。そんななか指原は早速、「腕相撲選抜」の企画を提案するも、秋元から、意外性がなく「何が面白いのか分からない」と厳しくダメ出しされていた。
『インセプション』のブルーレイ&DVDは好評リリース中。
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