年が変わって2009年。今年の映画界では、どんな流れが巻き起こり、どんな作品がヒットするのでしょうか? ムビコレ編集部ではそんな潮流を大胆予測。ヒットしそうな銘柄5つを厳選し、5回に渡ってレポートします。
【第1回】……ドラマと映画のWパンチで『ターミネーター』が I’ll be back!!
1つ目のヒット銘柄が『ターミネーター』です。『ターミネーター』と言えば、1984年に登場し、ジェームズ・キャメロン監督とアーノルド・シュワルツェネッガーの名を一躍有名にしたSFアクション映画の金字塔的作品。1作目こそ、日本での興収は10.6億円にとどまりましたが、91年に公開された『ターミネーター2』では興収95億円、03年公開の『ターミネーター3』も興収82億円を記録したメガヒットシリーズです。
その最新作となる『ターミネーター4』が6月13日に公開されます。6年ぶりの新作となる今回は、今までのように未来からターミネーターが送られてくるという設定ではなく、未来そのものが舞台。人類軍VSスカイネットによる機械軍の戦いが、初めて本格的に描かれます。
主人公は人類軍の指導者ジョン・コナーで、これまで子ども時代しか描かれてこなかったジョンが、30代として登場するのも見どころの1つ。演じるのは、昨年『ダークナイト』を大ヒットに導いたクリスチャン・ベイルで、監督には『チャーリーズ・エンジェル』のマックGという陣容。
さらに『ターミネーター4』が、単なるヒットシリーズの続編でないことも、ヒット銘柄としては重要なところ。実は同作は、新3部作の第1章として製作され、この後に第2章、第3章と続いていくのです。それだけに製作サイドも力が入り、約280億円と噂される製作費や、東京ドーム2個分以上という巨大セットも話題を呼んでいます。
そして極めつけが、映画に先駆けて1月7日よりリリースされるテレビシリーズ『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』。これは『ターミネーター』シリーズとしては初のドラマ作品で、『ターミネーター2』の5年後に当たる1999年から物語がスタートします。海外ドラマとしては大規模な展開が予定されているので、レンタル店の棚に本シリーズがズラリと並ぶことになるでしょう。
映画とドラマ、その両方から盛り上げる『ターミネーター』は、今年の上半期を盛り上げる重要なヒット銘柄となりそうです。
※明日1月7日の【第2回】では「3D映画」銘柄を取り上げます。
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