ブルース・リーの名を全米に知らしめた1960年代のテレビドラマシリーズ『グリーン・ホーネット』。3D映画としてリメイクされ、全米で大ヒット中のこの映画のプロモーションのため、キャストのセス・ローゲンとジェイ・チョウ、ミシェル・ゴンドリー監督が来日。1月20日に六本木ヒルズアリーナで開催されたジャパンプレミアに登場した。
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最初に現れたのは、先日行われたM-1グランプリ2010で準優勝したスリムクラブの2人(真栄田賢、内間政成)。Ustreamを使った3D生中継の応援団という形で駆けつけたそうで、真栄田は自分たちが応援団として呼ばれた理由について「なぜか呼んでいただいた。1つ考えられるのが、実家が養蜂場をやっていること」(※ホーネットはスズメバチという意味)と話していた。
続いて、ミシェル監督、セス、ジェイらが次々にクルマに乗って登場。レッドカーペットならぬグリーンカーペット上を、サインや握手といったファンサービスを行いながら練り歩いていた。
その後、ステージに登壇した3人。かつて『TOKYO!』というタイトルの日本を舞台にしたオムニバス映画を撮ったことのある監督は「日本が大好き。昔、東京に関する映画を作ったことがあるのですが、みなさん覚えていますか?」とファンに語りかけると、「この映画では、白人の主人公よりアジア人の相棒の方が強くてカッコイイ。そういう映画を作ってしまったのでアメリカ人には嫌われております」と挨拶。すると主役を演じたセスが「でも、僕はカナダ人だから大丈夫です」と話し、会場を沸かせていた。
一方、アジア、そして日本でも大人気のジェイは「みなさんこんにちは、ジェイ・チョウです。来てくれてありがとう。嬉しいです。映画を楽しんでね」と日本語で挨拶をした。
さらにステージには、ゲストとして篠原涼子も登場。「スリリングな作品かなと思ったら、本当に笑い転げっぱなしで、2人(セスとジェイ)がバトルをしているところなんか、涙が出るほど笑いました」と作品の感想を述べた。
すると、司会が監督に「女優・篠原を次回作でどうですか」と売り込み。これに、「イエス」と答えた声が思わず裏返ってしまった監督は「あまりにも美しいので声が上ずってしまいました。篠原さんの出演作をぜひ見てみたい」と興味津々の様子。次いで「(クロード・ルルーシュ監督作『男と女』(66)でヒロインを演じゴールデングローブ賞に輝いた)フランスのヌーベルバーグの女優アヌーク・エーメさんを彷彿とさせる」と篠原の美貌を絶賛すると、篠原は「ありがとうございます。今夜は興奮して眠れません」と喜びを表現していた。
『グリーン・ホーネット』は1月22日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開中。
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