本人もビックリのキャスティング。真木よう子が王女様役に!
うすた京介の傑作ギャグ漫画をアニメ映画化した『ピューと吹く!ジャガー いま、吹きにゆきます』。謎の笛吹男ジャガーと、イヤイヤながらも彼のペースに巻き込まれてしまう気弱なピヨ彦たちのやりとりがコミカルに描かれ、脱力系の笑いがクセになる原作を、『秘密結社 鷹の爪』で人気のFLASHアニメの鬼才FROGMANが監督した作品だが、なんとあの真木よう子がヒロインの“王女様”の声を担当しているのも話題のひとつ。なんでも元々、作品の大ファンだったそうで、話が来たことがとにかく嬉しかったと話している。
ブレイクのきっかけとなったドラマ『SP』のイメージもあり、意外なキャスティングに思えるが、当の真木自身も「王女様役が来たことにびっくりした」という。映像はもとより、“絵”すらないシーンもあるような中で声を吹き込んだそうだが、“王女様”のキャラクターについては監督から、おしとやかに、『ローマの休日』のような感じでというリクエストがあり、手探りで役作りしていったという。そして、清楚ながらも意志の強い見事な王女様像が完成。脱力系の笑いにピリリとしたスパイスを与え、さらなる楽しさを醸し出している。
昨年は「憧れだった化粧品のCMにも出ることができ、すごく恵まれた1年だった」と振り返る真木。私生活でも変化の多い年だったが、公私のバランスをとるコツは、「こうと決めた道は、後悔せずに、誰に何て言われても突っ走るという感じでしょうか……」と話していた。
『ピューと吹く!ジャガー いま、吹きにゆきます』は、TOHOシネマズ系にて全国公開中。
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