高収入男＝いい男は間違い。西原理恵子、北斗晶、小宮山副大臣が女の本音トーク！

2011.01.27

仕事と子育てに追われる「かあさん」の奮闘を描いた心温まる『毎日かあさん』。この映画のトークイベントが、1月26日にFSスペース汐留で行われ、原作者で人気マンガ家の西原理恵子と厚生労働副大臣の小宮山洋子、劇中で主人公のママ友を演じる北斗晶が子育てや仕事についての本音トークを展開した。

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ペン1本で家族を養ってきた西原は、「『収入が高い男がいい男』というわけじゃないことを女性に伝えたい。高収入だけど転勤続きの人をたくさん知っていますが、彼らは子どもが熱を出したときにも休みなんかとれないですよ。だから、『わたしが半分稼ぐ』という気持ちで、女性も仕事をしたほうがいい」と、女性が働きに出ることをプッシュ。

続いて北斗が、「旦那が所属していた団体がなくなって『私の出番だ！』と働き始めたとき、仕事に行く際に『お母さん行かないで』と泣く子どもたちを見て、『子どもたちに辛い思いをさせてまで仕事に行った方がいいんだろうか』と思ったこともあったけれど、それは一時のことです」と、西原の言葉を後押し。

さらに西原が「私も子どもをベビーシッターに預けるときにワンワン泣かれたんですけど、試しに壁の裏からのぞき見してみたら、すぐにベビーシッターになついてたんですよね。そういうもんなんです」と話すと会場は爆笑。北斗も「そうそう、結構、楽しそうにしてるんですよね」とうなずいてから、「働ける人は絶対に働いたほうがいいですよ。だいたい、集まって学校の先生や人の悪口ばかり言っている人は、ヒマだからなんですよね」とズバリ指摘していた。

小宮山副大臣は「私の場合は、仕事モードとママモードを切り替えるようにしていました」と子育て経験を振り返り、「子どもを預けたら預けた先にまかせて、介入しないほうがいですよね」と言い添えた。

映画については、「お母さんたちへの応援歌のような映画だと思いました」と小宮山副大臣。北斗も「私も涙したんですけど、見終わった後に本当に明るい気持ちになって『また明日も頑張ろう！』と思えました」とアピールしていた。

『毎日かあさん』は2月5日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開される。