1976年に中国で起きた唐山大地震。死者24万人にのぼった大震災を映画化し、中国で大ヒットした『唐山大地震』の日本語吹き替え版で、主人公の声を相武紗季が担当、また、その幼少時を芦田愛菜が担当することが決定。共に、実写映画の吹き替えは初挑戦となる。
・[動画]『唐山大地震』予告編
・芦田愛菜ちゃんの笑顔に、観客も司会もマスコミもみんなメロメロ!
主人公ファン・ドンは、幼少時に大地震を体験。瓦礫の下敷きになったことから母親に見捨てられるも死体置き場で奇跡的に息を吹き返すという壮絶な過去を背負った女性で、養父母の愛で立ち直り、前向きに生きるものの、深いトラウマをぬぐい去ることができずにいる。
阪神大震災の体験者でもある相武は、「大地震を経てバラバラになったある家族を通して、“本当に大切なもの”を知ることができました。私も阪神大震災を体験したので共感できる部分も多く、自然災害がどれほど人の人生に影響を及ぼすのか、この映画を見て感じることができると思います」と共感を語った。
一方、芦田は「私が演じた少女は、家族と離ればなれになってしまい、とても悲しい思いをしましたが、強く、前を向いて乗り越えていく姿が素敵な女の子です。わたしもあんな風になりたいと思いました」とコメントを寄せた。
また、主人公の大学時代の恋人の吹き替えを、テレビドラマ『仮面ライダーディケイド』の東海大樹役で人気急上昇中の戸谷公人が担当する。
『唐山大地震』は3月26日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開される。
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