小西真奈美、真木よう子、池脇千鶴を相手に山田孝之が3股!?

2011.02.12

『指輪をはめたい』より。左から真木よう子、小西真奈美、池脇千鶴
(C) 2011「指輪をはめたい」

山田孝之が3人の女性の間で揺れ動く独身オトコを演じる『指輪をはめたい』。この映画で山田を取り巻く女優陣の名が明らかとなった。

物語は、頭を打って“彼女”の記憶をなくしてしまった29歳のサラリーマンが、カバンに入っていた婚約指輪を渡す相手を探っていくというもの。彼の前に現れた3人の“彼女”を、小西真奈美、真木よう子、池脇千鶴が演じるという。

小西が演じるのは主人公の会社の先輩で完璧主義者。真木と殴り合うシーンもあり、小西は「思い切り殴り合うシーンだったので、始める前に『とにかく本気でやって、1回でOKもらいましょうね』と話し、お互いの爪（の長さ）を確認し合って撮影に臨みました。お互い感情がノッてくると表情も本気になるので、終わったときには『耳、大丈夫だった!?』『赤くなってない!?』などとお互いをケアし合いました。いい感じにやり合えたと思います」と満足した様子。

風俗嬢を演じた真木は「主人公は3股をかけているので女子から見たら最悪ですが、山田さんが演じてくださった輝彦は一生懸命それぞれの女の子と向き合おうとしていて、その一生懸命さに女の子は惹かれてしまったんじゃないか」と、主人公への理解を示していた。また、風俗嬢役ということで「働くお店の内装がとても凝っていて、ホタテ貝を模したベッドや砂浜をイメージした壁など、楽しかった」と撮影を振り返った。

一方、ひとり人形劇師を演じた池脇も「主人公は、3人の女の子と同時に付き合っているという最低な人」と言いつつも、「純で真っ直ぐな人。一生懸命3人の話を聞いて、誰が自分の決めた人なのか真剣に考えている様は、彼の魅力でもあると思う」と、真木と同様に理解を示していた。

『指輪をはめたい』は昨年11月下旬にクランクインし、12月下旬にクランクアップ。年内に公開される予定だ。