LUNA SEA(ルナシー)初のワールドツアーの模様を完全3D映像化した『LUNA SEA 3D in LOS ANGELES』。この映画のプレミア上映会が5月29日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、LUNA SEAのメンバーらが舞台挨拶に駆けつけた。
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・『LUNA SEA 3D in LOS ANGELES』舞台挨拶、その他の写真
冒頭の挨拶でRYUICHIは「LUNA SEA初の映画ということで、今日は歴史の1ページをみんなと一緒にめくれることを楽しみにしてきた」と挨拶すると、初の海外ツアーについては「日本を背負ってライブをするという痺(しび)れるような感覚に酔いしれていた」とコメント。
同じくワールドツアーについて真矢は「すごく不思議だった。行ったこともないところに待ってくれている人がいて、これだけ盛り上がれる。自分たちの音楽は国境を越えるんだと思った」と感想を述べていた。
LUNA SEAは2000年に終幕後、2007年に東京ドームで一夜限りの復活を果たす。以来、4年ぶりとなる今回の再始動で、新たな発見があったかと聞かれたSUGIZOは「発見かどうかわからないが、いい意味で変わらない。2007年から3年ぶりにみんなで音を出して、みんなのスキルはとても上がっているのに、なぜか帰ってきたという安心感がある」と回答。Jも「長い間一緒に音楽をやっていなかったが、一瞬にしてグルーヴできる。それを感じた」と答えていた。
また、映像に収められているロサンゼルスのライブハウスが小規模だったことについてSUGIZOは、「結成当時、とにかく上に行きたくてギラついていたときのハングリー精神やロックバンドの攻撃的な部分を、海外の初めての場所で演奏することで、もう1度思い出すことができた。初期のLUNA SEAが持っていた鋭さやロックの本質を、改めて俺たちが表現できたのは、とても光栄なこと」と話していた。
その後、LUNA SEAのファンクラブ「SLAVE(スレイヴ)」に寄せられた質問に、メンバーが答えるコーナーに突入。「映画を作るとしたらどんな内容?」との問いに真矢は「僕が映画を撮るとしたら『サザエさん』。あえてSUGIZOを波平にしたい」と話し会場を沸かせていた。
一方、波平にしたいと言われたSUGIZOの答えは「LUNA SEAのPVを月で撮る」という大きなもの。だが、RYUICHIから「酸素がないと歌えないのでは」と突っ込まれていた。
また、同じ質問にRYUICHIが「このムービーの2」と答えると、会場からは歓迎の意を表す拍手が巻き起こった。その直後、同じ質問をされたINORANは「キレイなコメントなので差し控えさせていただきます」と回答を拒否し、笑いを誘っていた。
『LUNA SEA 3D in LOS ANGELES』は6月4日から全国順次公開となる。
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