今年はアニメ史上初の2作品同日公開となるポケモン映画最新作『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム』『ビクティニと白き英雄 レシラム』。その公開アフレコが6月1日にアバコスタジオで行われ、声優をつとめる高橋英樹、谷原章介、石原さとみ、大地真央、山寺宏一、中川翔子と、湯山邦彦監督が出席した。
・昨年のポケモン映画、初日舞台挨拶
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芸能生活50年目にして声優初挑戦となった高橋は、演じたゼクロムのイラストを持ちながら「50年間ずっと二枚目をやってきたが、この役は非常にやりがいがあって二つ返事で引き受けた」とコメント。ピカチュウとの共演ついては「外国に行くと子どもたちが夢中になってる。知らないのは私だけみたいなところがあったが、これからは自慢。みんなお友だちと言えますから」と満足そうな笑顔を浮かべていた。
一方、レシラムの声を演じた谷原は「ポケモンのゲームはダイヤモンド・パールくらいからずっとやってる。自分が遊んでいたゲームの敵であるレシラムをやるのがとても楽しかった」と話していた。
大地の民の末裔ジャンタを演じた大地は「アニメの声優は今回が初めて。どんな風になるのかとドキドキしながら現場に入った」と振り返る。これを受け湯山監督は「ジャンタはこの映画の要になる役。大地の母のように、みんなを受け止めてくれるキャラクターにしたかった」と大地を起用した理由を述べてから、「(大地という)名前で選んだわけじゃない」と付け足し、笑いを誘っていた。
そのジャンタの娘カリータを演じた石原は「世界でも大人気のポケモンで、カリータの声を担当させていただき光栄に思っています。厳しく指導していただき勉強になりました」と話していた。
そうした初々しいゲストに混じって、今回で連続14作ゲスト出演となったのが山寺。「普段から声優の仕事をやっていて、毎回出ているのにゲスト扱い。本当にそれでいいのだろうか!と、ちょっと悩み悶々とした日もあった」と力強く話すと、「すみません、モーモントですね」と、演じた役の“モーモント”を“悶々”に重ね合わせたダジャレであることを明かしていた。
また、5作連続出演で、今回は男の子と女の子の2役に挑戦した中川は「まさかの5作連続。走馬燈のように感激と喜びと興奮で高まっています」と興奮気味。“5”という数字に縁があるようで「85年生まれ、5月5日、155cm、5頭身、あらゆる“5”のクロニクルが人生にあるので、すごく特別な数字。まさか大好きなポケモンに5年連続で呼んでいただけるなんて、生きてて良かったです」とハイテンションで喜びを語っていた。
『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム』『ビクティニと白き英雄 レシラム』は7月16日より全国東宝系にて公開となる。
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