松山ケンイチと芦田愛菜が共演する話題作『うさぎドロップ』の舞台挨拶が大阪ステーションシネマで行われ、松山と芦田、SABU監督が登壇した。
同作は同名の人気コミックを映画化したもので、27歳の青年・ダイキチが、亡くなった祖父の隠し子である6歳の少女・りんを引き取り、親子のような絆を育んでいく物語。
人気子役のキュートさに松山もメロメロ状態で「撮影中は愛菜ちゃんがかわいくて癒されていました。遊んでいる延長でお芝居があったので、ひとつの作品として見るより、思い出アルバムのようで感謝しています」とコメント。そんな松山について芦田は「松山さんは休憩のときもずっと遊んでくれて、とても優しかったです。足を持ってブラブラしてくれました」と振り返った。
子育ての大変さも実感できる内容で、朝、ダイキチがりんを抱きかかえて保育園への道を急ぐシーンが何度か登場するが、監督によると「あのシーンはカメラの車が速すぎて、松山くんも最後はほんとに笑ってたよね。愛菜ちゃんは怖くて笑ってた」と、裏話を披露してくれた。
また、夏休みの思い出について質問された松山は「残念な思い出なのですが」と前置きしてから、「出身が青森で学校にプールがないので、プールに遊びに行ったとき、我慢できなくてもらしてしまった」と告白。なぜあのとき我慢してしまったのかとかなり後悔したようで、「それ以来、トイレの場所はしっかり確認するようになったし、トイレに行ったらトイレットペーパーがちゃんとあるか確認するようになったし、いろいろ成長しました」と話していた。
一方、夏休みにしたいことを聞かれた芦田は「海とか花火に行きたいです!」と答えていた。
最後に松山は「ダイキチもとても格好いい男なので、男に見てほしい映画です」とアピール。監督も「泣ける、愛にあふれた映画です」と話していた。
関西出身の芦田だが、大阪での舞台挨拶はこれが初めて。最後のひとことを関西弁でというリクエストに芦田は「今日は来てくれてほんまにありがとぅ。めっちゃかわいい映画になりました。みなさん、楽しんで見てや〜!」と挨拶し、会場を沸かせていた。
『うさぎドロップ』は8月20日より渋谷シネクイントほかにて全国公開される。
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