織田裕二がスペイン大使に売り込み、映画を離れても見事な外交官ぶりを披露！

2011.08.03

ミゲル・アンヘル・ナバーロ・ポルテラ駐日スペイン大使（左）と握手を交わす織田裕二（右）

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左から西谷弘監督、織田裕二、ミゲル・アンヘル・ナバーロ・ポルテラ駐日スペイン大使

左からミゲル・アンヘル・ナバーロ・ポルテラ駐日スペイン大使、織田裕二、西谷弘監督

外交官・黒田康作シリーズ第2弾として現在公開中の『アンダルシア女神の報復』。スペインを舞台にしているこの映画のロングランヒットを記念して、8月2日に主演の織田裕二と西谷弘監督がスペイン大使館をを訪れ、ミゲル・アンヘル・ナバーロ・ポルテラ駐日スペイン大使を表敬訪問した。

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ポルテラ大使の執務室を訪れた織田と西谷監督は、スペインでの撮影風景を散りばめたサイン入りの記念パネルや特製カチンコを贈呈。その後、執務室を出て、ポルテラ大使と共に報道陣の前に姿を現し会談に臨んだ。

織田は「スペインでは大変な撮影だったが、スペインの人たちと街の協力があって映画が完成した」とポルテラ大使に謝意を述べると、西谷監督も「全体で100人近くのスタッフ・キャストがいるが、その半分がスペインの方。協力があってできた作品だと思っている」とお礼の言葉を重ねていた。

また織田は「ぜひ、映画館でこの迫力を存分に味わっていただきたい」と、ポルテラ大使に『アンダルシア女神の報復』を強力プッシュ。「もし、よかったら、ぜひスペイン本国でも、スペインの人に見てほしい」と続けた。

これに対し、ポルテラ大使は「私もこの映画を拝見したいと思っている。スペインでも上映されれば、ヒット間違いなしだと思う」と語ると、「スペイン人は、日本のものを受け入れざるを得ないような気持ちにさせられるところがある。それに、日本人の目で見たスペインのイメージを、スペイン人に見てもらうのは素晴らしいこと。スペインには大手の外国映画配給会社が6社もあるので、大使館としても、スペインでの上映のお手伝いをさせていただければと思う」と回答。映画で外交官役を演じた織田が、この日は映画を離れても見事な外交官ぶりを発揮していた。

会談終了後に感想を聞かれたポルテラ大使は「非常に満足感でいっぱい。このような素晴らしい機会を今後も引き続き継続していくことができれば大変嬉しい。映画は人が人を知るための最高のツールではないかと思っている。それだけに、このような機会を1回限りで終わらせることなく、スペイン側からも日本に撮影に来られるようにするなど、今後も、こうした関係を継続していくことができればと思う」と語っていた。