2月26日夜、東京の有楽町マリオンで映画『オーストラリア』のプレミアイベントが行われ、主演のニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマン、監督のバズ・ラーマン、さらに女優の米倉涼子がゲストとして登場した。
最初に行われたのは有楽町マリオン1階のコンコースを利用したレッドカーペット・セレモニー。1階はもちろん、ガラス張りになっている2階も人が溢れる中、クルマに乗って4人が登場。「キャアー」という黄色い歓声が飛び交う中を練り歩いていく。
続くイベントはマリオン11階にある日劇1での舞台挨拶。こちらでも「キャアー」という黄色い歓声に迎えられたニコールとヒュー。ニコールが「日本に戻ってこれて、とっても嬉しい」と挨拶すると、ヒューは日本語に挑戦。片言ながら「コンバンハ。ヒュー・ジャックマンデス。ソトハサムイデスガ、オーストラリアハアツイデス」と言った後、続きを忘れたのか、後ろを向いて通訳さんに確認する場面も。振り返って「タノシンデクダサイ」と続けると、場内から割れんばかりの拍手が巻き起こる。
続いてバズ・ラーマン監督が挨拶をしようとすると、ヒューが軽く手を振ったために「キャアー」という声が。これには監督も「もっともセクシーな男がいて、なかなか僕がしゃべれない」と苦笑い。
その監督とニコールは、監督の前作『ムーラン・ルージュ』でもコンビを組んだ仲。それゆえか、今回ニコールは、脚本を読む前に出演を決めたとか。「私は本当に彼のことをよく知っていますし、脚本がなくても、俳優にとって監督選びはとても大事なこと。要は、どれだけ私が彼を信じているかで、私は彼との仕事が大好きなんです。だから今後もオファーがあれば、ぜひ仕事がしたいです」と絶賛。これには監督も気をよくし、思わずニコールの頬にキスをする場面も。
すると今度は、同じオーストラリア出身のニコールとの初共演の感想を聞かれたヒューが「ファンタスティック! 彼女は俳優としても人間としても本当にステキな人。ロマンスのある映画に出るとキスシーンがたくさんあるけど、背が同じくらいなのでとても良かったです」と言うや、ニコールにキッス! 場内も「ヒューヒュー」と思わず色めき立つ。
この後、監督がレッドカーペットを一緒に歩いた米倉を紹介。「彼女は美しくステキな女性だけど、妻に知られたらまずいので、ここだけの話にしておいてくださいね」と茶目っ気たっぷりに話すなど、終始和やかなムードの中、舞台挨拶は終了した。
『オーストラリア』は2月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほかにて全国公開される。
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