鈴木京香、深田恭子を相手に無我夢中の長谷川博己、監督からもしごかれヘロヘロ

2011.08.30

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アラフォーのキャリア女性と妻のいる17歳年下の男性との激しい恋を描いた『セカンドバージン』。8月29日にこの映画のトークショーが新宿明治安田生命ホールで行われ、長谷川博己と田丸麻紀が出席した。

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本作はNHKで放映されたドラマを映画化したもので、長谷川はドラマ版に出演し大ブレイクした注目株。ドラマ・映画の両方で彼が演じたのは、妻（深田恭子）がいながらも年上の女性（鈴木京香）と恋に落ちるエリート男性で、2人の大物女優と共演した感想について聞かれると、「初めのうちは（自分が）かげろうのように感じられ、どんどん影が薄くなっていったような気がしました」とコメント。無我夢中で撮影していたため「撮影はいつの間にか終わっていた……という感じでした」とも。

脚本を担当した大石静からは、長谷川自身が魅力的に見えなければこのドラマは成功しないとプレッシャーをかけられたと告白。「『今の男たち、しっかりしろよ！』という大石さんからのメッセージが込められているのでは」とも話していた。

長谷川は黒崎博監督からもしごかれたそうで、何10テイクも撮り直しをさせられたと話していた。「監督も怒ってたんだと思います」と言う長谷川は、あまりに撮り直しさせられたため「途中で何を求められているのかわからなくなってきちゃって」と苦笑いしていた。

一方、主人公（鈴木京香）の部下を演じた田丸は、鈴木の素晴らしさを絶賛。「とっても穏やかで優しい方。タイトなスケジュールにも関わらず、しんどい顔なんて一切しない」と説明してから「現場では京香さんの素敵エッセンスを学ばせていただきました」と明かしていた。また、それを聞いた長谷川も「凛とされていらっしゃいますし、それでいながら愛嬌もある方」とその魅力を称えていた。

映画『セカンドバージン』は9月23日より全国公開される。また映画の公開を記念し、10月10日からCS放送のチャンネル銀河でドラマ版10話も一挙放送される。