獄中の面々が、記憶のなかの絶品メニューを競い合う様子を描いた『極道めし』。土山しげるの同名人気マンガを映画化したこの作品が9月19日に浅草公会堂で上映され、キャストの永岡佑、勝村政信、落合トモキ、ぎたろー(コンドルズ)、麿赤兒、木村文乃と前田哲監督が舞台挨拶を行った。
・『極道めし』舞台挨拶、その他の写真
・[動画]『極道めし』舞台挨拶
この日は、第4回したまちコメディ映画祭in台東の参加作品として上映された本作。観客からの質疑応答では、「一番好きな食べ物は?」と聞かれた永岡が「京都の丹後のほうの生まれなので、そこで取れる松葉ガニが好き」と答えると、関西人の前田監督から「面白くない!」と厳しい突っ込みが入っていた。
一方、「カツカレーとコーラ」と答えたのはぎたろー。「いかにも」な答えに「恥ずかしい」と照れるぎたろーだったが、実は撮影中に15キロ太ってしまい、「元に戻れないんです」と告白。おかげで衣装のズボンを破ってしまい、衣装さんからも怒られたそうだ。
さらに観客からの「食事とトイレのシーンがよく出てくるのは、何かメッセージがあるのか」という質問に、「食べたら出るので、人間の営みをちゃんと出したかった」と説明した前田監督。続けて、「ぎたろーさんはホントに“出して”ます」と衝撃裏話を暴露! ぎたろーも「本当に脱いでますしね」と告白し、「カットによっては僕のアレが完全にアアなっているカットがある(笑)」と明かしていた。
劇中にはさまざまな「勝負めし」が登場するが、勝村扮するテキ屋のそれは海鮮バーベキュー。だが実は勝村は海鮮が苦手で、「エビしか食べられないので、サザエを食べる設定だったのに(台本を)書き換えたんですよ」と苦笑する前田監督に、勝村は「(マンガの)『サザエさん』が好きなんで」と苦しい言い訳をしていた。
続いての話題はぎたろー扮する元力士の勝負めし、オッパイプリンに。ぎたろーが「オッパイプリンが固いんです」と明かすと、監督は「40代の(オッパイ)だと柔らかいのですが、20代ので作ったんで」とトボけた様子で説明。勝村が真面目に「柔らかいと(撮影で)形が崩れちゃうんです」と補足していた。
映画については「こんなにお腹がすく映画は珍しい。この映画を前菜に、(見終わってから)食事してもらえれば」と永岡。ぎたろーは「食べてばかりの映画ですが、“ご飯を食べること”イコール“生きていくこと”だと思うので、これからは、ご飯を食べるときに感謝の念を持っていただければ」と語り、木村は「一緒にご飯を食べたいと思う人と見ていただければ」とアピール。
麿赤兒は「映画を見ていると、三度三度、人の税金で上げ膳据え膳で、あっち(獄中)のほうがいいんじゃないかと思えてくる(笑)。オレもそろそろあっちのほうへ……」と問題発言するも、「最近はそういうことを奨励するといけないみたいなんで、しばらくこっちで頑張ります」と、自ら軌道修正していた。
『極道めし』は9月23日より新宿バルト9ほかにて全国公開される。
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