10月27日、現在開催中の第24回東京国際映画祭で特別招待作品『ハラがコレなんで』がTOHOシネマズ 六本木ヒルズで上映され、キャストの仲里依紗、中村蒼、石橋凌、石井裕也監督が舞台挨拶に登壇した。
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まず最初の挨拶で仲は「海外の方も来ていて、絶好のチャンス。世界の人にも見てもらいたい」と述べると、中村も「(自身が演じた)陽一の男らしさを世界の人に見てもらいたいです」と、国際映画祭らしく世界に向けて映画をアピールしていた。
本作で仲が演じた主人公・光子は、義理と人情あふれる“粋”な妊婦という役どころだが、その魅力について仲は「日本人として尊敬できる。自分がつらいことを周りに見せないところが粋ですね」とコメント。
一方、石橋は自身の役について「いつも(オファーが来るの)は7割がた悪役で、最後には殺されてしまう。しかし今回は、次郎という愚直な男を演じて、いつまでも役のままでいたかったです」と思い入れを語っていた。
次に、映画のタイトルにかけて、「この映画は○○なんで」というお題を与えられた登壇者たち。まず仲は「この映画はウケるんで」と回答。その理由について、「『マジ、ウケる』という意味と、みんなに“粋”な物語が『受け入れられる』という2つの意味が込めてあります。元気のない日本にも受け止めてもらえる映画になってほしいです!」と発言。
続けて、中村が「この映画は世界に広まってほしいんで」、石橋が「この映画は粋なんで」と述べると、最後に石井監督が「この映画は感情的なんで。難しく考えないで自由に解釈して、自由に感じてほしいです」と話していた。
『ハラがコレなんで』は11月5日より渋谷シネクイントほかにて全国公開される。
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