間寛平、忌野清志郎との親交はご近所付き合いがきっかけだった！

2011.11.25

忌野清志郎が過去3度に渡って大阪城ホールで行った伝説のライブ「ナニワ・サリバン・ショー」をベースに、清志郎を愛する多くのアーティストが参加し誕生した『忌野清志郎ナニワ・サリバン・ショー〜感度サイコー!!!〜』。この映画の大江戸プレミアイベントが11月24日に新宿バルト9で行われ、本作にも出演し、清志郎とも親交が深かった間寛平と、その息子でミュージシャンの間慎太郎が登壇した。

・［動画］『忌野清志郎ナニワ・サリバン・ショー〜感度サイコー!!!〜』プレミアイベント

この日は劇場内ロビーにあるステージで、寛平父子が清志郎の生誕60周年を祝して代表曲「雨あがりの夜空に」を披露。ロビーにいた客も一緒になって大合唱をし、盛り上がりを見せていた。

その後、行われた舞台挨拶には、寛平父子と鈴木剛監督が登壇。寛平は清志郎との出会いについて「家が近所だった。食事に行ってるところが一緒だったことから付き合いが始まった」と振り返ると、清志郎の魅力については「ロックのキングですわ。すごい優しい人」と笑顔で答えた。

清志郎のライブを昔から見ていて、憧れの存在だったと明かした慎太郎は「2007年にアルバムを発売するときに、（清志郎から）コメントをもらいたかったが、ちょうど病気でお休みの時期だったので難しいと思っていた。そしたら、清志郎さんから『全然コメントをやらせていただきます』と言ってくれ、自らアイデアを出し、『僕が遊園地でアルバムの感想を話すのは面白いんじゃないかな』と、花やしきで撮ったVTRを送っていただいた」と、清志郎の人柄を偲ばせるエピソードを明かした。

また、清志郎がいたら、本作についてどんな話をすると思うかとの質問に、寛平は「アースマラソンでもお世話になり、このような映画にも出演させていただいた。すごく良い映画になっていると聞くんです。本当に清志郎も喜んでいると思いますよ」と答え、慎太郎は「清志郎さんのライブが見たいですね。たまに、夢でも出てくるんですよ。ライブで歌っている姿が」と感慨深げに話していた。

『忌野清志郎ナニワ・サリバン・ショー〜感度サイコー!!!〜』は11月26日より梅田ブルク7、新宿バルト9ほかにて全国公開となる。