AKB48の鈴木まりやが映画初主演をはたした『こっくりさん 劇場版』。この作品が11月26日より公開となり、ワーナー・マイカル・シネマズ板橋で行われた初日舞台挨拶に鈴木をはじめ、片岡明日香、梅本静香、後藤那奈、永江二朗監督が登壇した。
初日を迎えた感想について鈴木は「ずっと憧れていた映画デビュー。本当に嬉しいです」と挨拶。「一番、見てもらいたいシーンは?」との質問には「普段はお化けとか怖くないんですけど、廃校となった校舎で深夜3時〜4時頃に撮影したので本当に怖かった。そのなかで、こっくりさんと戦ったところが一番見てもらいたいシーン」と答えていた。
数学教師役を演じた片岡は「実は私は数学が大の苦手。なのに数学の授業シーンがあって、アドリブでの授業では苦労しました」と語ると、「高校という設定ですが、数学の授業で教えていたのは実は中学の内容でした」と秘密を明かした。
また、司会からは「こっくりさんをやったことがある?」との質問も寄せられた。これに「ある」と答えたのは鈴木。高校1年生のときに教室で友だち2〜3人とやったそうで、「『こっくりさんこっくりさんおいでください』って言ったら、10円玉が動いた。でも、文字の上には行くんですけど文章にならなかったので止めようという話になり、『こっくりさんこっくりさん、お帰り下さい』と言ったら帰ってくれなくて。なので『止めようか、せえの、はい』と言って止めちゃいました」と体験エピソードを披露。
司会が「かなり危険な遊びをしましたね」と突っ込むと、「でも、生きてるので大丈夫です」と返答。続けて「もしかしたら、(途中で)止めちゃったから(映画に)出させていただけたのかもしれませんね」とトコトン前向きに答えていた。
一方、「やったことがない」と話したのは梅本。今回の撮影で初めてこっくりさんに挑戦したそうで、「撮影中に『もし動いたらどうしよう』と内心ヒヤヒヤでした。動かなくて良かったです」と胸をなで下ろしていた。
その後、マスコミによるフォトセッションが行われ、登壇者にはカメラマンから「こっくりさんをやっているポーズを」というリクエストが寄せられた。これに、鈴木らは人差し指を10円玉に乗せているポーズで対応。
最後にメッセージを求められた鈴木は「普段はAKB48としていろいろな活動をしているんですけど、今回、夢に思っていた女優デビューできた。この作品に出演するときに可愛く映らなくていい。アイドルとしての鈴木まりやができない表情をたくさんしたいと思っていた」とコメント。女優としての活躍を誓うと、「この映画をもっとたくさんの人に見ていただきたいので、ぜひ、みなさん、今生まれたばかりの“こっくりさんポーズ”を流行らせてください」と作品をアピールしていた。
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・『こっくりさん 劇場版』作品紹介
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