日本で400万人以上の観客動員を記録したのをはじめ、中国、韓国、台湾などアジア各国でNo.1ヒットを記録した歴史アクション『レッドクリフ Part I』。その続編『レッドクリフ Part II ─未来への最終決戦─』が4月10日に日本公開となるが、4月2日、公開に先駆け、大阪でキャスト・スタッフが揃ったプレミアイベントが開催された。
出席したのは、ジョン・ウー監督とトニー・レオン、金城武、チャン・チェン、リン・チーリンらメインキャストと平松邦夫大阪市長。
映画の中で描かれる「10万本の矢を3日で集めた」というシーンにちなみ、人々の希望が書かれた999本の矢を積んだ船に乗って道頓堀に現れた出席者たち。集まった5000人のファンたちは、豪華スターたちに熱い声援を贈っていた。
ジョン・ウー監督はイベントに協力してくれた大阪市長や市民たちに感謝を述べた後、「本作は『Part I』以上にすばらしいストーリーです。みなさんに気に入っていただけたら幸いです」と、思い入れの強い本作の良さをアピールした。
ヒロインを演じたのは、アジアNo.1美女との呼び声も高いリン・チーリン。肩がむき出しのドレス姿で「寒いです!」と震えながらも、「まいど! 今日はカーネルおじさんに会いに来ました」と挨拶し、会場を沸かせていた。
その後の舞台挨拶では、「いつもは、感傷的で優しい役を演じることが多いのですが、(本作で演じた)周瑜は軍人なので、しっかりとした男らしさを出せるように演じました」とトニー・レオン。頭脳派・孔明を演じた金城武は、「(他の役より)アクションもないし、肉体的には大変ではありませんでした。みんな、真夏に重い衣装で大変そうでしたが、僕だけ軽装でうちわも持っていたので、涼しかったですし」と笑顔を浮かべた。
チャン・チェンは、「時代劇に出ることがあまりなかったので、作法や、その時代について学びました」と言い、アクションは、トニー・レオンを見習っていればよかったのであまり苦ではなかったと話していた。
トニー・レオン扮する総指揮官の妻で絶世の美女・小喬を演じたリン・チーリンは、「小喬は、強さと柔らかさの両方を持っている女性。現代の女性にも通じるキャラクターだと思います」と語っていた。
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