彼女いない歴24年、生まれつきのアフロ頭の中身は妄想だらけという主人公・田中広の姿を赤裸々に描いた『アフロ田中』。人気コミックを映画化したこの作品の完成披露舞台挨拶が12月15日にスペースFS汐留で行われ、松田翔太、佐々木希、堤下敦、田中圭、遠藤要、原幹恵と松居大悟監督が登壇した。
原作の大ファンだったという松田は、本作のオファーが来たときの感想について「まず、『アフロ田中』を映画化することに驚いたし、会社の人に『僕は何の役で(オファーが)来ているんですか』と聞いたら『アフロ田中です』と言われ、『まさか』と思いました」とコメント。そんな田中が思いを寄せるパーフェクト美人の加藤亜矢役を演じた佐々木は、田中のような男性をどう思うかとの質問に「可愛らしいなって思う」と答えていた。
また、田中の友だちである大沢みきお役を演じた堤下は「大沢自体がナルシストでブサイクという僕の地のままのキャラ。僕もこう見えて顔がブサイクだとわかっていても、心がキムタクなので、ほぼ同じような感じでいけた」と、すんなりと役に入っていけたことを明かした。
本作が初監督となる松居は「豪華キャストでプレッシャーを感じなかったか?」との質問に「プレッシャーというよりも信じられなかった。まだ夢のなかにいるかのような、どっきりみたいな感じで……」と回答。
そんな松居監督に関して、松田がとあるエピソードを披露。2人は同い年だということもあり、撮影が始まる前に一緒にご飯を食べに行ったそうで、「僕が招待した中華屋に行ってビールを頼んだら、ビール到着前に『俺、話したいことがあるんだよ』と監督に言われた。何だろう、このタイミングでと思ったら『実は、童貞なんだ』と。そしたらタイミング良くビールが来たので『乾杯!』と」。
この話に、佐々木ら登壇者も観客も大爆笑。アフロ田中は童貞という設定なこともあって松田は「これは成功するなと思った。それから僕は監督のことを信頼するようになりました」と話した。これに松居監督は「映画の内容も内容だし、格好つけて本当は童貞じゃないみたいなのもおかしいと思った」と童貞を告げた真意を告白。
すると堤下が、マスコミの方を見ながら「監督、これ、そこそこのところに流れますよ」とアドバイス。松田は「舞台挨拶前にこの話を言ってもいいものかと思い、宣伝部に聞いたら、全然オッケーだと言われた」と続けた。松居監督は「それで、みなさんが楽しんでいただけるなら……」と体裁を繕ったものの、司会から「声がひっくり返っている」と突っ込まれ、場内はさらなる笑いに包まれていた。
『アフロ田中』は2012年2月18日より新宿ピカデリーほかにて公開となる。
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