桐谷美玲が成宮寛貴を「ものすごく引っ張ってくれるお兄さん的存在」と絶賛！

2012.01.20

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シリーズ累計420万本を販売する同名人気ゲームを映画化。近未来の奇想天外な法廷バトルを描いた『逆転裁判』の完成披露舞台挨拶が、1月16日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、成宮寛貴、斎藤工、桐谷美玲、中尾明慶、石橋凌、柄本明と、三池崇史監督が登壇した。

・成宮寛貴、斎藤工、桐谷美玲らが「異議あり！」な模擬裁判
・『逆転裁判』完成披露舞台挨拶、その他の写真

三池監督は「昨年末に映画ができあがって、今日初めて、本当の意味で純粋なお客様に見ていただくのですが、こういうときってイヤなものなんです。どうなんだろう？俺は結構イケてると思うんだけど」と初披露する心境を吐露。「映画を楽しんでもらえるかは非常に気になるところ。劇場の隅でみなさんの反応を観察しているので、優しくしてください」と観客にお願いをし、笑いを誘っていた。

主人公の新人弁護士・成歩堂龍一役を演じた成宮は、奇抜な衣装で臨んだ撮影を振り返り「ゲームが原作で格好がすごい。生え際が特にすごくて、撮影中はまだしも、座って待っているときになると現実が押し寄せてくる。そこに監督がニヤニヤしながらやって来て、いやあ成宮くん、当分の間は見た目との勝負だねと言われて（笑）。それがすっごく悔しくて、それからはずっと鏡で自分の姿を確認し、早く慣れるようにしながら過ごしていました」と語った。

また、成宮と共演した感想について斎藤は「本当にキラキラした方。まぶしいですね」とコメント。同じ質問に、『逆転裁判』はゲームのときからファンだったという桐谷は「完全に私がイメージしている成歩堂くんでした。でも、カットの声がかかると、頼りない成歩堂くんではなく、ものすごく引っ張ってくれるお兄さん的な存在になった」と絶賛していた。

一方、大好きな三池監督と仕事ができ嬉しかったと話す中尾は、監督について「僕なりに観察し、きっと波瀾万丈の人生を歩んで来たんだろうなという結論に辿り着いた。でもある日、京都の撮影所で三池監督に似ているおじいちゃんを見かけ、似ているなって思っていたら、監督がやって来て『俺の父ちゃんと母ちゃん』と説明したので、波瀾万丈の人生ではなく、すごくいい家庭で育ったんだと思った」と監督の知られざる一面を暴露。会場から笑いが起こるなか、三池監督も思わず「やめて」と苦笑い。「今日子どもが来てるんだよね（笑）」と続けていた。

『逆転裁判』は2月11日より全国東宝系にて公開となる。