警視庁公安部の特別捜査官が人間を超越した特殊な能力“SPEC”を持った犯罪者に立ち向かうドラマシリーズ『SPEC〜警視庁公安部公安五課未詳事件特別対策係事件簿』。先の読めないミステリーとハードなサスペンスにSF要素も加わり人気のこのドラマが『劇場版 SPEC〜天〜』として映画化。その完成報告会見が3月21日に東京国際フォーラムで行われた。
登壇したのはW主演の戸田恵梨香と加瀬亮、福田沙紀、神木隆之介、椎名桔平、竜雷太といったドラマからお馴染みのメンバーに加え、伊藤淳史、栗山千明、浅野ゆう子のシリーズ初参加組と堤幸彦監督。
戸田は「劇場版はきっと、点と点と点を繋げるひとつの点と解釈しています。また新たな謎が生まれ、今まで謎だったものが解決され、新たな魅力がひとつ加わった作品になって、スケールアップもしています」と映画の見どころを述べ、加瀬は「ドラマからずっとやらせていただいて、(シリーズ開始当初に)思っていたよりたくさんの方に支持していただけるようになりました。今回はみんなで工夫をし、盛りだくさんの内容になったと思います」と完成作に自信をのぞかせた。
椎名は「奇抜なドラマで、これ以上どう進化するんだろうという期待と不安のなか撮影に入ったのですが、さすがに堤監督はすごいなという作品になっております」とレギュラー陣らしくコメント。堤監督の『ケイゾク』シリーズから同じ役で出演している竜は「幸いにして『ケイゾク』の頃から野々村光太郎役をやらせていただいて、『SPEC』にも出てやろう頑張りまして、自分のスペックを使いはたしました」と話し、笑いを誘った。
劇場版から新たに加わった栗山は「テレビシリーズは一視聴者として楽しんでいました。まさか自分が出演できるなんて嬉しいです」とコメント。伊藤淳史役の伊藤は「紹介で自分の名前を2度言われるのは初めてで経験がなく、新鮮で幸せです。まさか自分自身を演じるとは夢にも思いませんでした」と驚きを露わにした。
浅野は「完成作を拝見させていただいて、まだよく理解できてないという状態で(笑)。あと3回ぐらい見て勉強しようと思います」と一筋縄ではいかない作品であることを明かし、堤監督は「ドラマシリーズから素晴らしいキャストのみなさんにめちゃくちゃなお願いをしてきました。企画の段階から私もわかったふりをしつつ理解に苦しんでいることもありました。でも、そこが魅力。進化し続けるシリーズの劇場版をぜひ盛り上げていきたいです」と熱くアピールした。
また、この日は戸田が劇中の見た目にはこだわらない役柄と違ってシックな黒のドレスに身を包んで登場したことについて、加瀬が「ビックリしました。あまりにもいつもと違って……」と発言。これに対し戸田は「加瀬さんから『おおっ!』って言われました。加瀬さんこそ、いつも部屋着のようなユル〜イ衣装なのに、今日は襟のついているスーツを着ているので『おおっ!』って感じです」と応戦、会場を沸かせていた。
『劇場版 SPEC〜天〜』は4月7日より全国東宝系にて公開される。
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