誰もが知っているロックの大ヒットナンバーばかりを集めて構成されたブロードウェイ・ミュージカルを映画化した『ロック・オブ・エイジズ』。この作品のL.A.プレミアが6月8日にロサンゼルスのグローマンズ・チャイニーズ・シアターで行われ、トム・クルーズ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズらオールキャストが登場した。
ハリウッド・ブルバードを400メートルブロックし、60メートルのブラックカーペットを敷きつめて行ったこの日のプレミア。クルーズはプレミア開始の1時間前に到着すると、熱狂するファンたちと一緒に写真を撮ったりサインに応じるなど、クルーズらしいサービスでファンを感激させていた。
そんなクルーズは、「日本のために映画から1曲選ぶとしたら、どの曲を選ぶか?」という質問に、「それは、どういう曲を元気が出る音楽だと感じるかによるね。僕は『Pour Some Sugar on Me(邦題「シュガー・オン・ミー」)』が好きなんだ。それに、ボン・ジョヴィも……。すべての歌がすごく楽しいよ。ガンズ・アンド・ローゼズ、ボン・ジョヴィ、ポイズン。この映画のなかにはすごくたくさんの素晴しい歌があるんだ。映画のサントラもグレートだよ」と回答。「日本に来て、それらの歌を歌ってくれるか?」との問いかけには、「そうできたらすごく楽しいだろうね」と答え、「コンニチハ。みなさん、お元気ですか? まだわからないけど、この映画のために日本に行けたらいいなと思うよ」と日本のファンにメッセージを送った。
また、クルーズとの共演についてゼタ=ジョーンズは「彼は素晴らしい役者よ。すべてを役のために捧げて演じるの。私たち『また一緒に仕事をしたいわね』って話しているのよ」と語り、デイエゴ・ボネータは「彼は、僕が知っているもっとも一生懸命働く人だ。すごく才能があるのと同じくらいとても謙虚なんだ」とコメント。本作のメガホンを取ったアダム・シャンクマン監督も、クルーズとの仕事に「すごくワクワクした。トムの最初のヴォーカル・セッションに一緒に行き、彼の声を聞いたとき、素晴らしい映画になるのがわかったんだ」と感想を述べている。
『ロック・オブ・エイジズ』は9月21日より全国公開となる。
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