竹内結子主演の『ストロベリーナイト』がクランクアップ、ほぼ毎日雨とコメント!
竹内結子が初の刑事役に挑んだ人気ドラマを映画化した『ストロベリーナイト』が6月30日にクランクアップ! その様子と、同作に出演する新キャストが配給元の東宝より発表となった。
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誉田哲也の小説「姫川玲子シリーズ」を原作とする同作は、ノンキャリアながら20代で警部補に昇任した智力と美貌の女刑事・姫川玲子が事件を解決する人気シリーズ。これまでに5冊が発売され、累計180万部を売り上げている。そのなかの1冊「ストロベリーナイト」が2010年11月に放映されたスペシャルドラマの原作となり、「ソウルケイジ」「シンメトリー」「感染遊戯」が、2012年1月期に放送され平均視聴率15.4%という好記録を樹立した連続ドラマの原作となった。
今回、映画化されるのは、残りの1冊である「インビジブルレイン」。シリーズ最高傑作との呼び声が高い本作をベースに、主人公の刑事・姫川玲子(竹内結子)が、暴力団構成員が立て続けに殺されるというヤマを追う最中、事件のカギを握ると思われる暴力団幹部・牧田勲(大沢たかお)と出会い、立場を越えて徐々に惹かれていくという物語が展開されていく。
キャストには竹内のほか、連ドラからのレギュラー陣として、西島秀俊、小出恵介、丸山隆平、武田鉄矢が出演。映画からの新キャストとして大沢たかお、三浦友和の出演も発表されていたが、今回新たに、物語の鍵を握る重要な役どころである柳井健斗役として染谷将太、ほかに金子賢、金子ノブアキ、石橋蓮司、田中哲司などが発表された。
クランクアップ日の撮影は、名古屋市の協力により市街地を全面封鎖するなど映画のスケールそのままの大掛かりなもの。50tの水を使用し、本作を象徴するかのような雨のなかで撮影が行われ、最後の撮影が終了すると竹内は、雨に濡れたままの格好で「やっと終わった〜!」と叫んでいたという。
その竹内は映画について「『雨』が本作では大きなキーワードになっているので、撮影ではほぼ毎日雨を降らせていました。お日様が出るとみなの顔が曇る現場は今までになかったことですね。そんななか、たった一つだけ、晴れた空のシーンがあります。大きな意味をもつシーンになっているのでそこがどこか気付いてもらえると嬉しいです」とコメント。
大沢は「今まで多くの撮影現場を経験してきましたが、全編雨という現場はなく、この作品に参加するにあたって非常に興味を持った点でもありました。晴れていると撮影が中止ということもあって、今までにない刺激を受け、そうした楽しみもある現場でした」と語っている。
『ストロベリーナイト』は2013年に全国東宝系にて公開となる。
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