工藤夕貴主演作が第36回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペ部門に出品!
工藤夕貴が主演する『カラカラ』が第36回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門に出品されることが決定した。
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同作は、カナダと日本を舞台に作品作りを続けるクロード・ガニオン監督の最新作。タイトルの“カラカラ”とは沖縄独特の酒器で、沖縄を舞台に第二の人生の岐路に立ったカナダ人男性と主婦・純子(工藤夕貴)の旅を描いたロードムービーだ。モントリオール世界映画祭でガニオン監督はこれまで、『ケニー』(87年)でグランプリ、『KAMATAKI−窯焚−』(05年)で監督賞ほか5部門を受賞している。
今回の快挙について工藤は「決定の連絡を聞いたときは飛び上がって喜びました。ロケをした沖縄の具志川島という無人島は、こんなにもキレイな場所が日本にあったのかとすごく感動しました。これまでしっかりとしていて耐える役を演じることが多かったのですが、私自身は悩みながら生きる純子のようなタイプに共感します。今回も、自分との葛藤のなかで表現できたらと思い、監督と話し合い、監督の力を借りながら役作りをしていきました」とコメントした。
モントリオール世界映画祭は北米唯一のコンペ部門を有する国際映画製作者連盟公認(FIAPF)の国際映画祭で。最近では『おくりびと』『悪人』『わが母の記』などが受賞を果たしている。今年は8月23日〜9月3日まで開催。
『カラカラ』は2013年1月に全国公開される。
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