前夜開催されたワールド・プレミアに続き、6月9日に都内で『トランスフォーマー/リベンジ』の記者会見が開かれ、監督のマイケル・ベイと、出演者のシャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス、ジョシュ・デュアメル、タイリース・ギブソン、ラモン・ロドリゲス、イザベル・ルーカスが登壇。映画の見どころなどについて語った。
『トランスフォーマー/リベンジ』は日本でも興収40億円の大ヒットとなった『トランスフォーマー』の続編。登場するトランスフォーマー(ロボット)も前作の4倍以上と、すべてにおいてスケールアップしているが、それは何もVFX(視覚効果)ばかりではないとベイ監督。「この映画では30年ぶりにピラミッドでの撮影が許可されたんだ。ピラミッドの上から空撮したのは、映画ではこれが初めて。こんなことは、そうそう経験できることではないと、感激のあまりジョン・タトゥーロは涙を浮かべていたよ」。
続いて、タイトルの“トランスフォーマー”にちなみ、「トランスフォームできるとしたら何になりたい?」という質問も飛び出す。これに「ジョニー・デップの奥さん」と、大人な答えを口にしたのが、最もセクシーな女優として大人気のフォックス。すると、隣に座っていたジョシュが「(だったら僕は)ジョニー・デップ」と答え、場内を沸かせていた。
一方、“リベンジ”にちなんだ「監督にリベンジしたいことは?」との質問には、「素晴らしい作品に出してくれた監督。感謝こそすれ、リベンジしたいことはない」(デュアメル)、「リベンジなんてしないわ、だって彼はとってもハンサムだから」(フォックス)、「大好きなんでリベンジなんて考えられない」(ラブーフ)とヨイショ発言が続出。これにベイ監督は、ホメられる度に「次は君が主役!」と“主役の空手形”を大判振る舞いしていた。
また、ラブーフを困らせた質問が「ミーガン・フォックスとイザベル・ルーカス。2人とのキスシーンがあるが、どっちが良かった?」というもの。「いい質問だね、ありがとう」と平静さを装いながらも、やや戸惑い気味のラブーフは、「比較できないよ。2人とも彫刻のような素晴らしい女性だし、本来なら僕は、お金を出して経験しなくちゃいけないくらい」と答え、「これ以上、喋ると怒られちゃう」と無難な答えで乗り切る。
これを受け、キスのお相手であるルーカスは「すごくいい友だちだし、200人に囲まれていたので難しかった」と答える。すると、横からフォックスが「私はシャイアとのキス、大好きよ」と割り込み、奔放な一面を垣間見せ、場内を笑いに包んでいた。
『トランスフォーマー/リベンジ』は6月19日より全世界最速先行上映される。
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