ルパート・エヴェレット、同性愛カップルの子育てを「最悪」と発言、物議を醸す
イギリスの俳優、ルパート・エヴェレットが「同性愛者のカップルの子育ては最悪だ」と発言し、物議を醸している。10月に再公開が予定されている『アナザー・カントリー』(84年)で同性愛のエリート学生を演じたエヴェレットは、1989年に自身もゲイであることをカミングアウトしている。
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エヴェレットはイギリスの「Sunday Times Magazine」誌上で「母は僕の恋人に会ったこともあるけど、それでも僕が妻子を持つことを望んでいた。母は、子どもには父親と母親が必要だと考えていたし、僕も同感だ。ゲイの父親2人に育てられるほど最悪なことはないと思う」と発言。「同意しない人もいるだろうが、構わない。これは僕個人の意見で、僕はゲイを代表して話しているわけじゃない。自分がゲイ社会に属しているとも思わない。僕が属しているコミュニティは“人間”だ」と話した。
だが、エヴェレットの発言には反発も多い。同性愛者の権利を主張する団体「Stonewall」の代表者は「ルパートは外に目を向けて、もっと現実を知るべきです。同性愛者の両親が子育てに苦労しているなどという証拠はどこにもありません」と語っている。
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