佐藤健が屈折した天才クリエイターに！ヒロインは圧倒的歌唱力が武器の新人を大抜てき

2013.03.07

累計270万部突破の大ベストセラーコミックを映画化した『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のキャストが発表され、主人公を佐藤健が、ヒロインを大原櫻子が演じることが明らかになった。

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佐藤が演じるのは、音楽ビジネスに嫌気がさしている天才サウンドクリエイターの秋。原作について「久しぶりに“THE少女漫画”を読んだなと言う感じでした」と語り、「自分が（秋の）セリフを言うと思うと少し恥ずかしいのですが、この世界にどっぷりはまれればと思います」と抱負を述べた。

一方、天性の歌声を持つヒロインで、秋の正体を知らぬまま恋に落ちる理子を演じるのは大原。彼女は昨年行われた「リコを探せ！オーディション」で5000人のなかから選ばれた新星。圧倒的な歌唱力が決め手となり選ばれた逸材で、相手役の佐藤も「初めて彼女の歌声を聴いたとき、本当に素晴らしくて鳥肌が立ちました」と大絶賛。演技経験はほとんどないものの、幼少時から習っていたクラシック音楽で培われた歌唱力で理子に挑戦する。

今回の大抜てきについて大原は「歌を歌うことはずっと好きで、小さい頃からクラシックを習っていて、高1の文化祭のあとからボイストレーニングをはじめました。“テレビで見るだけの人”だった佐藤健さんが秋役で、ドキドキしています。カメラの前に立ったことがほとんどないので緊張しますが、私なりにはじけてフレッシュにがんばりたいです」とやる気を見せた。

原作は、「僕は妹に恋をする」「僕の初恋をキミに捧ぐ」などベストセラーを次々と生み出す少女マンガ界のカリスマ・青木琴美。監督を、『タイヨウのうた』でデビュー直後のYUIをスターダムに押し上げた小泉徳宏が担当する。

3月中旬から5月中旬にかけて撮影し、今年の12月に公開される予定だ。