『ハリー・ポッター』が6日で興収22億円、100億円超え狙える好発進!
7月15日に全国840スクリーンで公開され、公開初日の興収だけで3億3400万円を記録。これまで『宇宙戦争』(841スクリーン)がもっていた水曜初日の興収記録(3億500万円)を上回り、日本記録を更新した『ハリー・ポッターと謎のプリンス』が、その後も、順調に興収を伸ばしていることが配給元のワーナー・ブラザースの発表により明らかになった。
同社によれば『謎のプリンス』は、20日(祝)までの6日間で興収22億円。この数字は、2007年公開の同シリーズ第5章『不死鳥の騎士団』(6日間22億円、最終94億円)、05年公開の第4章『炎のゴブレット』(6日間22億円、最終110億円)と比べ、ほぼ同等の好成績。最終興収100億円も狙える、好発進となった。
また同作は、日米を皮切りに世界一斉公開が始まり、7月19日(日)までに世界興収が3億9400万ドルを突破するなど、史上最高の世界オープニング記録を樹立している。公開初日には間に合わなかったが、ハリー・ポッターのライバル、ドラコ・マルフォイ役を演じるトム・フェルトンが、プロモーションのため7月下旬に初来日を予定。8月1日(土)に東京と名古屋で、2日(日)には大阪で舞台挨拶にのぞむ予定で、さらなる興収アップに一役買いそうだ。
なお、『ハリー・ポッター』は大ヒットが確実視されるお化けシリーズであることに変わりはないが、下記のように公開される度に、少しずつ成績を落としている。今回で100億円を超え、V字回復の起点とし、2010年冬、そして2011年と、2部構成で公開される最終の第7章『ハリー・ポッターと死の秘宝』に、いい形でつなげたいところだ。
第1章『ハリー・ポッターと賢者の石』……興収203億円
第2章『ハリー・ポッターと秘密の部屋』……興収173億円
第3章『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』……興収135億円
第4章『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』……興収110億円
第5章『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』……興収94億円
現在、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は丸の内ピカデリーほかにて全国公開中。
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