坂口杏里が母・坂口良子亡き後、初の公の場に登場。母の結婚エピソード語る

坂口杏里
坂口杏里

映画『17歳のエンディングノート』のトークイベントが4月23日にシネマート六本木で行われ、スペシャルゲストとしてタレントの坂口杏里が登場。母の坂口良子が亡くなって以来、初めて公の場に姿を現した。

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本作は、ダコタ・ファニング扮する17歳の少女テッサが、余命9ヵ月と宣告されながらも、残りの時間を精一杯生きるためのToDoリストを作り上げ、実行していくなかで、生きることの素晴らしさに気づいていくというストーリー。

この日のイベントは、書き記すことによってこれからの人生に希望が湧いてくると評判になり、若い女性にブームが広がりつつある「ネバー エンディングノート」(集英社刊)とのコラボという形で実現した。

映画について坂口は「まだ17歳なのに余命を宣告されるのはちょっと早すぎると思った。自分に置き換えたときに、ちょっと怖くなっちゃっいました」とコメント。「自分が余命わずかだと判明したら?」という質問には「主人公みたいに恋したいけど、相手に余命9か月だと知られ、逃げられてしまうのが怖い」と女心をのぞかせた。

一方、「ネバー エンディングノート」に関しては、「母を亡くしてみて、(その前に)これがあったら本当に良かったと思った。預金とか保険とか、いろいろ細かいことだけど、普段わからないことを知ることができたのに」とコメント。このノートが作られたきっかけが、3.11後に思いを残したいという意見がたくさんあったからだと聞かされると、「まだ(父である尾崎健夫と)籍を入れていなかった母が籍を入れることになったのは、3.11の地震があったから」とのエピソードを披露。「人って、いつ亡くなるかわからないから、後悔しない毎日を送りたい」とも話していた。

また、もし余命9ヵ月だとしたら、何をしたいかに答えるコーナーでは、「貯金を使いはたす」「家族や友達と過ごす」「おいしいものを食べる」の3つを挙げ、1つ目の「貯金を使いはたす」では、「お兄ちゃんとお父さんに孝行になることをしてあげたい」と語っていた。

『17歳のエンディングノート』は4月27日より新宿武蔵野館ほかにて全国公開となる。

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