『終戦のエンペラー』のプロモーションで、ダグラス・マッカーサー元帥役を演じたトミー・リー・ジョーンズが来日することがわかった。
・[動画]『終戦のエンペラー』トミー・リー・ジョーンズ コメント入り特報
同作は、終戦直後の日本を舞台にした歴史サスペンス映画。太平洋戦争終結後、マッカーサー元帥率いるGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が上陸し、部下で日本通のボナー・フェラーズ准将にある極秘指令を命じる。それは天皇に戦争責任があるかどうかを調査しろというものだった──。
自身も日本通のジョーンズは、撮影時のインタビューで「日本文化や日本の人々は本当に美しい。日本へ行く準備はいつでもできているよ、第2の故郷だからね」とコメント。今回はフェラーズ准将役で主演したマシュー・フォックスと、監督のピーター・ウェーバーらと一緒に来日し、あの世紀の会見が行われたアメリカ大使館も訪れるという。劇中でもマッカーサーと昭和天皇が初対面する重要なシーンとして描かれているアメリカ大使館では、ルース在日米国大使と会談を行うほか、記者会見も行われる予定だ。
また歌舞伎ファンで、「片岡孝太郎と共演できたことはこの映画のハイライトだった」と語るジョーンズは、4月に新開場した歌舞伎座も訪れる予定。
今回この役を引き受けた理由については「脚本や題材が気に入ったからなんだ。日本とアメリカの関係について描いた作品だったからね。そして何よりマッカーサー元帥に興味があったから。半世紀以上にも渡って人々を魅了してきた人物だ、歴史上で偉大な功績を残した人物に興味を抱かないはずがないよね」と述べている。
『終戦のエンペラー』は7月27日より全国公開される。
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