石ノ森章太郎の生誕75周年を記念し、「バイオレンス&エロス」がテーマの青年向けコミック「009ノ1(ゼロゼロクノイチ)」を実写映画化した『009ノ1 THE END OF THE BEGINNING』が9月7日に封切られ、新宿バルト9で行われた初日舞台挨拶に木ノ本嶺浩、長澤奈央、市道真央、坂本浩一監督が登壇した。
・[動画]『009ノ1 THE END OF THE BEGINNING』予告編
同作は近未来、冷戦状態の2国間で活動するウェスタンブロックのサイボーグエージェント、ミレーヌ・ホフマンの活躍と葛藤と成長を描いた本格ヒロインアクション。主人公のミレーヌを岩佐真悠子が演じている。
その岩佐は、『009ノ1』がフランスのエトランジェ国際映画祭のALL-NIGHTER部門オープニング作品として正式招待されていることからパリに行っており、現地からの生中継という形で初日舞台挨拶に参加。「パリの舞台挨拶で、フランスのみなさんにこの作品を知ってもらえるように頑張ります。日本のみなさんにも楽しんでいただけると嬉しいです」と挨拶をした。
一方、東京では、移民の青年クリス役を演じた木ノ本が「逆紅一点で男性のメインキャストは僕ひとりですが、僕の役目線で見ていただけると女性キャストがとてもステキに見えてくると思います。いろんな見方ができるし、スカッとする作品です」とコメント。
謎の女サイボーグに扮した長澤は「全編を通してアクションがとてもカッコイイです。そのなかで、私の『えっ!?』というあんなシーンやこんなシーンもありますが、楽しんでいただきたいです」と思わせぶりに話した。
市道は「女性の強さが表れている作品。また、私のシェリンという役とその弟とのノホホンとしたシーンもあるので、ほっこりしてください」と話し、『仮面ライダー』作品や現在公開中の『獣電戦隊キョウリュウジャー』で知られる坂本監督は「日曜日の朝にはできない演出をやりたかった。女性が見てカッコイイ、ヒロインアクションを目指したので、特に女性の方に見ていただきたい」と、日曜朝に放映される『仮面ライダー』シリーズとはひと味違う作品であることをアピールしていた。
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