西島秀俊が釜山国際映画祭で舞台挨拶。「感動的な体験をしました」と撮影振り返る

西島秀俊
西島秀俊
西島秀俊
左からキム・ソンス監督、キム・ヒョジン、西島秀俊
キム・ヒョジン

西島秀俊主演、上書きされた記憶の謎を解く、息詰まるアクション・サスペンス『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』。10月3日に開幕した第18回釜山国際映画祭(コリアン・シネマ・トゥデイ部門パノラマ)に正式出品されているこの映画のワールドプレミアとなる公式上映が、10月4日に海雲台(ヘウンデ)ビーフヴィレッジ 野外舞台(HAEUNDAE BIFF VILLAGE Outdoor Stage)で行われ、西島をはじめ、キム・ヒョジン、キム・ソンス監督が登壇した。

西島秀俊主演の日韓合作映画『ゲノムハザード』が公開決定。釜山映画祭にも正式出品

キム・ソンス監督は「本作を釜山映画祭で上映できることを大変光栄に思います。今日は、初めて完成した映画を上映するという、記念すべき日になります」と挨拶。キム・ヒョジンは「みなさんが大好きな西島さんが演じた、記憶の謎を辿りながら解決していく主人公を助ける役を演じました」と語った。

一方、西島は「2つの人格を演じるという難しい役でしたが」という質問に、「正確には2つの人格を演じるのではなく、2つの記憶が混ざっていて、グラデーションになっているような難しい役でした」とコメント。日韓合作のこの映画に出演した感想を求められると、「僕は、過去、何度かいろいろな国の合作映画に出演しているのですが、だいたいスタッフの間でやり方がちがって行き違うことが多いんです。でも、今回は撮影の最後に日本と韓国のスタッフが泣きながら握手して別れるという、感動的な体験をしました」と振り返った。

また最後には「スタッフが純粋な気持ちでつくりあげて、素晴らしい作品になりました。1回とは言わず、10回でも、何回でも見てほしいです」と観客に呼びかけていた。

『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』は2014年1月24日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて全国公開となる。

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『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』作品紹介