釜山国際映画祭の「アジア映画の窓」部門に出品されている『そして父になる』の公式上映が10月4日に行われ、主演の福山雅治と是枝裕和監督、子役の二宮慶多と黄升げん（ふぁん・しょうげん）が参加した。
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公式上映が行われたのは、841人程入る同映画祭で最も大きい劇場ハヌルヨン。本編上映後には舞台挨拶が行われ、4人は大きな拍手と歓声で迎えられた。
二宮が「アニョハセヨ（アンニョンハセヨ）。二宮慶多イムニダ。今日はありがとうございます」と挨拶すると会場からは「かわいい！」の声が。続けて福山も「アニョハセヨ。福山雅治イムニダ。今、出てくる前に慶多と韓国語を練習しました。韓国釜山に来られて、とても嬉しいです」と挨拶し、本作出演のきっかけについては「以前から監督の作品のファンで、下心をもって会わせていただいたら、すごく楽しく会話ができた。下心をもってお会いして良かったです」と明かした。
その後、ハウンデビーチの特設会場に場所を移し、2000名を超す観客がつめかけるなか、オープントークが行われた。
韓国語で挨拶をした福山は「こんなに歓迎していただけるんだったら、もっと早く韓国に来たら良かったなと反省しています」とコメント。是枝監督は「『そして父になる』は韓国では12月から公開されます。日本でもたくさんの方が見てくれていて、この輪が韓国にも広がってもらいたいです」と本作をアピールした。
また、トークの最後に福山は「僕にとって今回が初めての韓国。ここに来られて本当に幸せだし、ラッキーだと思っています。韓国の方がどれくらい僕のことを知っているのかわからなかったけれど、こんなにたくさんの方に歓迎してもらえ、またぜひ来たいので、監督、またよろしくお願いします！」と話し、是枝監督の新たな作品で再び戻ってくることを匂わせていた。
『そして父になる』は大ヒット上映中！
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