今大注目の体験型エンターテインメント「リアル脱出ゲーム」。このゲームを生み出した株式会社スクラップが、今度は映画のなかに謎解きを仕掛けた観客参加型ムービー・ナゾトキネマ『マダム・マーマレードの異常な謎』。この映画のイベント試写会が10月14日にスペースFS汐留で行われ、企画・原案を手がけた加藤隆生と、テレビ東京の女子アナで脳梗塞から復帰した大橋未歩と、後輩アナの鷲見玲奈(すみ・れいな)、白石小百合、紺野あさ美らが登壇した。
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本作は10月25日公開の【出題編】と11月22日公開の【解答編】の2編に渡って劇場公開される作品で、【出題編】を見た観客のなかで、謎を解き明かした人は、【解答編】のエンドロールに名前が記載されるという特典も待ち受けている。
まずは司会をつとめた大橋アナと加藤が登壇。大橋が「他局ですけど、昨日見ちゃいました、『情熱大陸』」とコメントすると、加藤は「他局ですね、大分。かなりフワッとした人物として描かれていましたけど」と感想を述べ、それに対し大橋は「いやいやいや、かなりイケてるクリエイターとして(描かれていた)」と返答、加藤も照れ笑いを浮かべた。
作品については、加藤が「変わったもん、作っちゃったなっていう気持ち。映画に対してずっと思っていたことなどを、この映画のなかに埋め込んで作った。新しい映画というよりは、新しいしくみ。みなさんがどんな風に楽しんでくれるかわからないですけど、楽しんでいただければ」と語った。
【出題編】を見ての正解率は超難問の5%程度と予想されるなか、この日はその難問に挑戦すべく、現役東大生で謎解き制作団体の「アナザービジョン」と、現役京大生「パズル研究会」の両グループのメンバーが登場。さらに、テレ東からも刺客として白石、紺野、鷲見といった3人の人気女子アナが参加した。
東大チームと京大チームは互いにトークで牽制し合うが、パネルに書き込まれた彼らの答えは解答からほど遠く、あえなく撃沈。最後の砦となった女子アナチームだったが、白石が「偏差値では勝てないが、私たちには社会人としての経験がある」とアピールし、解答を披露。すると東大や京大チームよりかは正解に近いことが加藤より告げられ、白石は嬉しそうに「筋はいいということですか?」と質問。「そうですね。いいんじゃないですか」という加藤の答えに、鷲見は「正解ではないんですか?」と尋ね、「正解ではないですね」という答えをもらうと、今度は紺野が「進んでいる方向はあってますか?」と質問。加藤より「方向はあってます」とお褒めの言葉をもらっていた。
と、ここから一気に天然ボケぶりを炸裂させたのが新人アナの鷲見。なぜか「私のアナウンサーとして進んでいる方向はあってます?」という質問を投げかけたのだ。これには場内からも笑いが漏れ、加藤は「知らん。それはオマエが考えろ」と一蹴。だが加藤は直後に大橋に「あの人(鷲見)は面白い」と伝えると、大橋も「バラエティ(番組)にどうかなと思ってる」と返答。それを受け加藤は「正解は違うけど、女子アナとしては正解」と鷲見のボケぶりを褒めていた。
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