山田孝之、山本裕典らが爆笑記者会見。撮影現場は下ネタ炸裂だった！

2009.09.04

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前代未聞のカンチガイ男を演じた山田孝之（右）と、憧れのマドンナを演じた戸田恵梨香（左）

左から福田雄一監督、安田顕、ムロツヨシ、戸田恵梨香、山田孝之、山本裕典、小柳友、白石隼也、佐藤二朗

マドンナのハートを射止めるため、熾烈なアピール合戦を繰り広げる男たちの姿を描いたラブバトル・コメディ『大洗にも星はふるなり』の記者会見が、9月3日に都内スタジオで行われ、山田孝之、山本裕典、ムロツヨシ、小柳友、白石隼也、安田顕、佐藤二朗、戸田恵梨香、福田雄一監督が出席。爆笑トークを繰り広げた。

この日の東京は秋風を感じる天候だったが、登壇者たちは真夏全開！の装いで登場。実は劇中の衣装だそうで、トロピカルなコットンドレス姿の戸田も、「1月の真冬の大洗で撮影したのですが、こんな格好で海を歩いたりしてすごく寒かった！」と撮影を振り返った。

炸裂するおバカ男子たちの妄想に大笑いさせられる作品だが、現場もかなり楽しかったようで、「修学旅行みたいな現場だった」と佐藤。おかげで、すっかり打ち解けた登壇者たちのノリはまるで男子校！　超ハイテンションなムロを筆頭に、みんなでマイクを奪い合うように進行する会見となった。

山田によると「現場では男が集まったときにするような会話をして盛り上がってました。具体的には言えないんですけど（笑）、メイキング撮影の人が、（盛り上がった話の時には）いつもカメラをオフにしてました」とのこと。ちなみに佐藤曰く、「ほとんど下ネタ」。紅一点の戸田は、「恵梨香ちゃんの前ではあまり喋っちゃいけないと言われ、面白い話題に中には入れなくて……」とちょっと寂しげな表情を浮かべていた。

山田が扮する主人公は、ナルシストの勘違い男だが、役の感想と自分との共通点について聞かれると、「全体的には好きですけど、似ているところがあったらマズい気がするんですよ」と苦笑い。「面白いけど、友だちには絶対なれない」とも話していた。一方、ガリ勉大学生を演じた山本は「結構、策士なんですよ〜」となぜか嬉しそうな表情。「でも、みんな、好きな人の前では良く見せたいと思ったり、同じようなところがあると思うんです。僕もそうなので、似てるかな」と共感を示していた。また小柳も「テンションが高いところは似てるかな」と、共通点を語っていた。

福田監督は、本作が初監督作ながらも、売れっ子放送作家として『笑っていいとも！』など数多くの人気バラエティ番組を手がけ、『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』など話題作の脚本家としても活躍。人気DVD『THE3名様』『33分探偵』なども演出し、抜群の笑いのセンスを誇る逸材。それだけに「笑いの演技を学びました」と山本。「撮影していないときも楽しかったけど、撮影中、録音もしているのに監督がバカ笑いしている声が聞こえてきて、楽しかったです」と話していた。また小柳も「みんなアドリブがすごい！　撮影中、笑わないようにするのに必死でした」とのことだが、本気で笑ってしまっているシーンもあるそうなので、劇場で要チェックだ。

『大洗にも星はふるなり』は11月に全国公開される。

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