伝説的デザイナー、ココ・シャネルの若き日の姿を描いた『ココ・アヴァン・シャネル』。貧しさの中から、無謀とも思える行動力と才覚で成功へと近づいていく主人公シャネルの足跡を、『アメリ』『ダ・ヴィンチ・コード』のオドレイ・トトゥが演じた作品だ。9月7日、この映画のジャパン・プレミアが六本木ヒルズで行われ、レッドカーペット・セレモニーには来日中のオドレイを始め、キャスターの内田恭子、タレントの工藤綾乃や上原さくら、デザイナーのコシノヒロコ、俳優の細田よしひこらが登場した。
先月の第12回全日本国民的美少女コンテストでグランプリに輝いた13歳の工藤は、鮮やかな黄色いミニドレス姿で、「こういうイベントは初めて」と少しはにかんだ様子。映画に合わせ、シャネルのバッグとバングルを身につけた内田は、「『アメリ』を見てオドレイさんの魅力にやられてしまったので、今日はすごく楽しみにしていました。シャネルが一世代でブランドを築く部分に感銘を受けました」とコメント。信じた道を進み続ける姿に共感したとも語っていた。
日本は4度目というオドレイは、黒いシックなファッションが印象的で、「今日のファッションのポイントは、シャネル・カラーの黒と、全体のラインです」と話していた。また、タイトな来日スケジュールが残念だとも語り、「明日(8日)には発たなければいけないので時間がないのですが、今度は京都や田舎のほうにも行ってみたいと思います」とニッコリ。映画については、「シャネルの人生の前半を描いています。成功する前の姿が、運命的な出会いをふくめて描かれているので、きっとみなさんも魅了されると思います」とアピール。シャネル役については今まで何度かオファーがあったそうだが、「今回は、今まで明かされることのなかった部分が語られているので、出演を決めました」と話していた。
『ココ・アヴァン・シャネル』は、9月18日より全国公開される。
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