玉木宏、偶然の出会いを信じたい/『すべては君に逢えたから』ジャパンプレミア

レッドカーペットを歩く玉木宏(左)と高梨臨(右)
レッドカーペットを歩く玉木宏(左)と高梨臨(右)
レッドカーペットを歩く玉木宏(左)と高梨臨(右)
前列左から倍賞千恵子、高梨臨、玉木宏、木村文乃、東出昌大。後列左から本木克英監督、小林稔侍、大塚寧々、山崎竜太郎、時任三郎、JUJU
レッドカーペットを歩く東出昌大(左)と木村文乃(右)
レッドカーペットを歩く時任三郎(左)、山崎竜太郎(中央)、大塚寧々(右)
レッドカーペットを歩く小林稔侍(左)と倍賞千恵子(右)
高梨臨(左)と玉木宏(右)
木村文乃(左)と東出昌大(右)
左から時任三郎、大塚寧々、山崎竜太郎
玉木宏
高梨臨
東出昌大
木村文乃
時任三郎
大塚寧々

1年でもっとも人恋しくなるクリスマスを目前にした東京駅周辺を舞台に、年代も境遇も異なる10人の男女のそれぞれの愛の形を描いた感動作『すべては君に逢えたから』。この映画のジャパンプレミアが11月13日にTOKYO DOME CITY HALLで行われ、キャストの玉木宏、高梨臨、木村文乃、東出昌大、時任三郎、大塚寧々、山崎竜太郎、小林稔侍、倍賞千恵子と、本木克英監督が登壇した。

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この日は玉木と高梨、東出と木村といったように、劇中でカップルを演じたキャストがそれぞれ組になりレッドカーペットを歩いて登場。Webデザイン会社社長で高梨扮する女性と運命的な出会いをする黒山和樹を演じた玉木は、「自身、このストーリーのような運命的な出会いを信じる?」という質問に「信じたいですね。運命というのは必然的な出会いだと思うので、それに向かって自分から何かを行動するわけではないのですが、いつかそういう人と巡り会うんだろうなと、どこか信じたい気持ちがあります」とコメント。

劇中では思いを伝えるために意を決して行動するが、玉木自身も「(行動に)出る方だと思います。チャンスはやっぱり逃したくないので、攻めます!」と話し笑いを誘った。

玉木扮する黒山と運命的な出会いをする佐々木玲子を演じた高梨も、運命の出会いを信じるかという質問に「信じます」と即答。共演した玉木の現場での様子を聞かれると「本当に完璧な感じで、白ワインを持っているシーンがあるんですけど、モニターを見ていて『何じゃこりゃ』というくらい絵になる。絵に描いた王子様みたいでした」と例えた。

ファッションデザイナーの卵で、東出演じる津村拓実と遠距離恋愛をしている山口雪奈を演じた木村は、東京駅での撮影が多かった様子。司会からその様子を尋ねられると「終電が終わってから始発までの本当に短い時間で一致団結して撮影しました。新幹線も特別ダイヤで入れてもらい、駅で働いているみなさんや、エキストラのみなさんのご協力のもと撮影できたシーンなので、改めてたくさんの方に支えられて完成した映画なんだなと思いました」と語った。

一方の東出は「自分だったら遠距離恋愛は?」という質問に「したくないですね。本当に大好きだったら、やっぱり会いたいので、たぶん無理だと思います」と答えた。

また、余命3ヵ月と告げられたことで新幹線の運転手という仕事を辞め、賢明に家族との絆を繋ごうとする父親を演じた時任は、「(大塚)寧々ちゃんとは何回か共演しているし、プライベートでも家族同士の付き合いがあるので、家族の雰囲気を出すのが簡単でした。(子役の山崎)竜太郎とは初めて。学校で何をしているとか、好きな教科はとか、冬の設定なのにハエが飛んでるね(笑)とか、コミュニケーションを一生懸命とるようにしました」と話し、山崎も「一生懸命(コミュニケーションを)とって、できる限り近づいた」と返答、笑いを誘っていた。

妻を演じた大塚は「(撮影とわかっていながらも)本当に辛くて、時間が止まればいいのにと思いながら撮影していました」と振り返った。

また、この日は劇中歌「守ってあげたい」を担当するJUJUも駆けつけ、同曲を熱唱。会場をからは大きな拍手を受けていた。『すべては君に逢えたから』は11月22日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。

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