映画『黒執事』のジャパンプレミアが1月9日に渋谷公会堂で行われ、主演の水嶋ヒロをはじめ、剛力彩芽、優香、山本美月、丸山智己、大野拓朗、栗原類、伊武雅刀、大谷健太郎監督が姿を現した。
・剛力彩芽が水嶋ヒロを「完璧という言葉がもったいないくらい完璧な方」と絶賛!
これが3年ぶりのスクリーン復帰作となる水嶋は「あけましておめでとうございます。水嶋です。いよいよ映画『黒執事』が公開となります。無事、この日を迎えられてとってもうれしいです。今日はいい時間にしましょう」と挨拶。主演のほか、プロデューサーをつとめていることもあり「今まで関わった作品のなかで、間違いなく一番思い入れの深い作品となっています」と語った。
水嶋ら魅力溢れる男性キャストに囲まれての撮影を尋ねられた剛力は「見ての通り、長身のイケメン揃いで、人としても完璧」とニッコリ。「今回、私は男性として生きる役だったので、少しでもみなさんのいいとこ取りをできたらと、じっくり観察させていただきました」と話した。
剛力扮する幻蜂の叔母・若槻華恵(わかつき・はなえ)役を演じた優香は「すごく難しかったですね。38 歳の役ということで、貫禄だったり落ち着きだったりを表現する必要があったので、葛藤しながらも、最後まで楽しくできたのは水嶋さんが現場を引っ張ってくれたから」とコメント。
水嶋のアクションシーンを見てビックリし、自分もできるだろうかと思ったという山本は「(水嶋のアクションシーンを)最初に見たとき泣いてしまって……。私はもともと原作のファンで、思い描いていた(水嶋扮する)セバスチャン像がそのままだったので、私もその衝撃をみなさんに与えられるのかとすごい心配になってしまって、泣いてしまいました」と告白していた。
そうしたなか、最後のメッセージを求められた水嶋は「こういった場で、自分の奥底にある本音を語ることは避けて来たんですけど、聞いてください」と切り出すと、「僕はこの勝負に勝ちたい!」と宣言。
「共同プロデューサーとして企画の立ち上げから今日に至るまで2年半、役者としては半年間の役作りと1ヵ月半の撮影期間、あわせて7ヵ月半、本当に多くの時間を『黒執事』のために費やしてきました。映画としても、クリエイターとしても、役者としても、今の自分にできる精一杯を詰め込んできたからこそ、評価されるかどうかの勝負だと思ってます」と力強く話すと、再度「僕はこの勝負に勝ちたいです」と宣言し、映画の大ヒットを誓っていた。
『黒執事』は1月18日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。
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